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中学受験。。間に合うか?間に合わせるのがプロなのだ。。

みなさん、こんにちは。
今日は中学受験について書いてみます。

首都圏での中学受験熱はまだまだ続いているようです。
一方で、コロナ禍の後、物価上昇に昇給が追い付いていない状況の中、中学受験を自力で頑張るのは、限度があります。
もちろん、公立じゃなければ、どこの私立中学でも構わないというのなら、可能性はあるでしょう。
それだけ、中学高校の数は多いからです。
この状況で、数日前の新聞に個人塾の閉鎖の記事が掲載されていました。
つまり、大手塾にとりあえず、入塾させるのが精一杯のいうのが、今の日本社会の経済状況なのでしょう。
もちろん、高額所得者は別ですよ。

大手塾

私自身は、個別指導をしておりますが、科目が限定します。
つまり、4科目をすべて教えることはしていません。
算数などは、かなり難易度が上がってできる場合とできない場合が、正直あります。
社会は覚えるだけ、理科がくせもので、以前は暗記科目だったのが、計算や表組など問題が細分化されているので、やはりついていけないのが正直なところで、教えられないわけではないけれど、それでは、大手塾となんら変わらずで、個人の負担が大きいので、科目を限定しています。

さて、中学受験をしたいのですが、というお問い合わせをいただき、実際に指導開始に至ります。
その中で、そもそも勉強すること、学習することに対する意識が低い生徒の場合どうするかという問題がおきます。

何度もご家庭様、あるいは生徒様に直接、「本当に中学受験したいの」ということを確認を取ります。
その上で、受験に間に合うように、カリキュラムを考え、それについてこれなければ、再度カリキュラムの見直し等をして、とにかく問題を解くテクニックを体得してもらいます。

この体得は個人差があるので、すぐにポーンと成績が上がる生徒とそうではない生徒がいるのは、世の常ともうしましょうか、仕方がないことですね。

継続は力なりで、初めは全然できなかった生徒が、かなり成績があがってくることはよくあります。
しかし、初めの志望校に入れるかと言えば、皆が皆そういうわけにはいきません。
受験が近くなると、様々な模試があって、志望校判定で20%、40%、50%、70%、80%というような数字を目の当たりにする。
そこで、やっと自分はどの程度なのかという現実を向き合うことになる。

そうすると、当初の志望校から修正してくる。
そこで、この辺は固いですねという中学を中心にいくつかの候補に絞っていく。
そのころは、当初の志望校のことなどは頭の隅にあるかもしれないが、現実をたたきつけられているので、その志望校の名前がでることはあまりない。

という流れで、結局はどこかかしらの中学の合格を勝ち取るのである。
それは、その中学にご縁があったのですねということで、めでたしめでたしとなるのが、毎年の流れである。

これで、プロの指導者として、間に合わせることができたというものである。


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