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心に効く15分の書く習慣

本当に大切なものは失ってから気づくとよく言いますが、できるなら失う前に気づきたいですよね。

失う前に気づくための方法が"書くこと”なんじゃないかとふと思ったことをつらつらと書いてみます。

日常に飲み込まれないように書く

日常が忙しいとついこなすことだけに意識が向いてしまいがち。

もっと自分が頑張ればできるはず。もっと効率的な方法があるはず。

私の復職直後はそれに加えて、世の中のお母さんはみんなできているとか、私よりも長く働いている人もいるとか、色々と頑張るべき理由を探していました。

親(母)として、妻として、こうあるべき、こうすべきに日常が飲み込まれていきそうでした。

でも、1日15分の書く習慣を通して、少しずつ忙しい日常から抜け出すことができたのです。

自分のルーティンを書いて眺めてみれば、これは本当に自分がしないといけないことなんだろうか?と考えるきっかけになります。

理想のルーティンを書いて眺めてみれば、時間がないからと言い訳していたことに気づいたり、近づけるためにどうすればいいかと考えたりと行動のきっかけになります。

こうあるべきでなく、こうありたいに目を向けられるように。
こうすべきでなく、こうしたいに目を向けられるように。

書くことで見えてくる景色があって、大切な人生の時間の使い方を見直すきっかけにできるのです。

感情に飲み込まれないように書く

辛いことや苦しいことがあると頭の中はそのことで占拠されてぐるぐるしてしまいがち。

頭の中だけで考えていると、いつも考えているのに不思議と考え事自体は進んでいかないのです。

つらさ、苦しさ、痛みは、楽しいことをもかき消してしまうパワーがあります。

慢性的になればなるほど、我慢することが当たり前になってしまい、今まで楽しいと感じていたことさえもめんどくさいと感じたり、やる気が出なくなってしまう。

でも、自分の感じている正直なつらさ、苦しさ、痛みは、文章や言葉で「表現する」だけで軽減することが分かっています。

ワシントンのがん医療センターで、末期がん患者に対して行われた筆記エクササイズについての研究があります。
筆記エクササイズは、20分という決められた時間で、「がんが自分たちの何を変えるのか、そして、その変わったことに対して自分たちはどう思うのか」を記述するという簡単なものです。
結果、筆記エクササイズ参加者の49%が「病気に対する考え方が変わった」と答え、38%が「今の病気の状態に対する気持ちが変わった」と答えました。

アウトプット大全

自分の感じている感情をただノートに書くという簡単な行動で、自分をラクにすることができるのです。

子どもが癇癪を起こした時も、お母さんが気持ちを理解してることを伝えてあげるだけで、思い通りにならなくても気持ちが落ち着くのと同じなのかもしれません。

自分の気持ちは自分で理解してあげたいですね。

その効果的な方法が"書くこと”なのだと感じます。

モヤモヤしたらまずは、「モヤモヤしている」と書くことから始めてみませんか?

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