「自分らしく生きる」を考えて。面倒で疲れることの先にあるもの。
「自分らしく生きる」
そんな言葉をよく耳にしますが、それってどう生きることなのでしょうか。
自分らしくってどういう状態をいうの?
自分はどう生きたいの?
そもそも、すぐに見つかるものなの?
正解は誰も教えてくれないし、誰も知らない。
みんな簡単に使うけれど、自分らしく生きるために必要なことを考えてみると、ものすごーく面倒で、ものすごーく疲れることなんじゃないかって思うんです。
まず自分のこと知っていなきゃいけないし、自分がどう生きたいのかも明確になっている必要があるし、どんな選択肢があるのかも分かっていないといけないですよね。
どんなことに幸せを感じて、
どんなことが不幸せなのか。
どんなことを大切に思っていて、
どんなことは手放したいのか。
世の中に無数にある選択肢の中からこれを選べば、自分らしく生きられるなんてこと、すぐに答えが出るわけがありません。
だいたい、私は1年半以上来る日も来る日もnoteを書き続けても、自分のキーワードを絞り込めずにいるのです。
自分は何している人なの?
自分はどういう人なの?
〇〇と言えば私と言えるものはなんなの?
ワーキングマザーで、
4歳と0歳の子育てをしながら、
会社員と個人でライターやFPの仕事をしていて、
毎日noteを書く人。
読書と手帳と学ぶことが好きな人。
飽きっぽいけれど、好奇心旺盛で、
負けず嫌いだけれど、努力家で、
せっかちだけれど、効率的な人。
せっかく生きているのだから、どんなことでも楽しむことをモットーにしている人。
でも、まだ〇〇と言えば、私というものには出会えていない人。
いや、ここまで書いてて思ったけれど、みんなそんなものじゃないかと思えてきました。
自分が何者で、こういう人間ですと一言で言い表せる人なんてほとんどいないのではないでしょうか。
それを探し続けることが自分らしく生きるということなだと言えるのかもしれない。
ああでもない、こうでもない。
自分はこういう人間。
かと思っていたけれど、実はこんな一面もあった。
こう生きていきたい。
と思っていたけれど、やっぱり違った。
こんな理想を目指す。
叶ったけれど、次はこっちの山を目指す。
最短で自分らしく生きる道なんて、見つける必要もないんだ。
楽しいものが見つかったら、夢中になってのめり込んでみる。
考えながら、
走りながら、
軌道修正しながら、
自分の楽しいと思う道を走り続けよう。
noteを書くことで自分らしく生きる道を探すのではなくて、noteを書くことが自分らしく生きることなんだって気づいた朝なのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?