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自分にかけた時間が、少しずつ劣等感を自信に変えてくれる。

私は鏡を見る度に、自分にガッカリしていた時期がありました。

1人目の出産直後。

昼も夜も全然寝てくれない息子のお世話で、何もかもに余裕がなくて、毎日夜は何時間寝ることができるのかに怯えながら、昼は夕食が寝ている間に作れるのかに怯えながら過ごしていました。

そんな私は、いつも寝不足でイライラしていて、髪の毛はボサボサ、クマのある疲れた怖い顔をしていたのです。

鏡を見たり、写真を撮ると、自分に失望していました。

ある日、同級生の子どもがいる友人と久しぶりに会うと、友人のネイルがとても可愛かった。

「ネイルめっちゃ可愛いね」と言うと、「月に一回自分のご褒美にネイルサロン行ってるねん」と言っていて、あの時の複雑な気持ちを今でも覚えています。

一言で言うと、うらやましかった。

ネイルをしたかったというよりも、自分のために時間とお金をかけられる余裕がうらやましかったのだと思います。

と同時に、美意識のかけらもない自分に劣等感も感じていました。

今、2人目は夜もまとまって寝てくれるようになってきて、昼寝もしてくれるので、自分のやりたいことをできる時間も余裕もあります。

私が1人でお風呂に入る時間は、夕寝の時間で寝て待っていてくれるので、頭のマッサージをしながら髪の毛を洗うことも、ボディスクラブで丁寧に体を洗うこともできます。

ネイルサロンには行っていませんが、自分でネイルをする時間もある。

骨盤調整や姿勢改善のためにヨガや筋トレを習慣にすることもできました。

お金をたくさんかけているわけではないけれど、自分のためにかける丁寧な時間が、劣等感を自信に変えてくれる感覚があるのです。

この余裕は、なかなか思い通りにいかない子育てには、とても大切。

昨日、爪を切って磨いて、ネイルをオフして、塗り直しながら、子育て中のママにとって1番必要な感情は、自尊感情かもしれないと感じました。

自分のケアが自尊感情にとても影響を受けることを実感する今日この頃。

自分にかけた時間が、少しずつ劣等感を自信に変えてくれることを感じる2人目育児です。

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