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心の栄養は、暮らしの根っこから

薬草店「蓼科ハーバルノート」を営む萩尾さんのこんな言葉にとても惹かれるものがあり、色々考えたことをつらつらと書いてみたいと思います。

「木の時間、草の時間、花の時間があって、それぞれの持ち時間が組み合わされていることが、すごくいいなと思っています。まわりの四季は変わっていくけれど、地面に足がついていることが大事だっていつも思うの」
揺らがぬおへそ

この文章を読んだ時に連想したのが仕事と暮らしのこと。

花は、自分自身の理想の働き方の実現。

そのためには、木の時間と草の時間という途中の過程も必要で大切な時間です。

じゃあ、地面に足がつく暮らしってどうゆうことだろう?そんなことを考えていたら、暮らしは根っこなのかもしれないとふと思いました。

根っこである暮らしが心の栄養になる。

暮らしの時間を節約すればするほど生活はやせ細り、木や草、花が育つどころか足がぐらぐらしてしまいかねない。

ドイツの作家ミヒャエル・エンデの児童文学作品の「モモ」のこの一節を思い出します。

人間が時間を節約すればするほど生活はやせほそっていくのです。
モモ

仕事においてもも子育てにおいても自分のやりたいことを実現するための花のベースとなるものは、根っこである暮らしがベース。

まずは、暮らしの根っこを育てて、心の栄養をたくさん蓄えて、土台を作ることが大切なのだと感じます。

・家族みんなが笑って囲む食卓
・よし!ご飯を作ろうと思える心の余裕
・安心して眠れる心地いい睡眠環境
・身体を気持ちよく動す習慣
・五感、感情をたくさん感じること

私にとっての暮らしの栄養はこんな感じ。

自分が思い描いている理想のキャリアや仕事と育児のちょうどいい働き方の実現、好きなことを仕事にするという花を咲かせるために必要なことって正解は一つでないし、何をすればいいのか正直迷ってばかりでした。

でも、もっともっとその土台となる確かなものが見えたというのは大きな大きな収穫となったのです。

暮らしを怠ると色んなことが崩れていく。

きちんと覚えておこう。

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