見出し画像

子育ての答え合わせは、何十年後でも、たまに花丸がもらえる話。

子育ての悩みって本当に尽きない…!

成長とともに悩みの種類は変化するし、兄弟がいれば兄弟の数だけ悩みは増えます。

とはいえ、子どもが自立した大人になるという子育てのゴールの答え合わせができるのは、何十年後。

たまに、その責任の重さに恐怖を感じたり、自分の対応は本当にこれでよかったのだろうかと自信を失くすこともあります。

でも、息子の日常をよく観察していると、たまに花丸をもらえたような嬉しい気持ちになることがあるのです。

人が失敗した時の対応

例えば、昨日の朝、私が次男を抱っこしながら朝食を食べていると、ご飯を下に落としてしまいました。

すると、「ママ、拾わなくても大丈夫よ。かいちゃんが拾ってあげる。心配しなくても大丈夫」と言って、スッとティッシュで拾ってくれたのです。

その時、初めて私は自分が子どもにかけた声かけが間違いでなかったし、想いが届いたことに気づくことができました。

失敗しても、うまくできなくても、その後の対処の仕方を覚えれば、落ち込むことも恥じることもないということを知ってほしくて、かけてきた言葉。

最近は、食べ方も上手になり、こぼすこともすっかりなくなっていた息子ですが、ちゃんと覚えてくれてたんだな、ちゃんと伝わってたんだなと嬉しくなりました。

大人にとっては些細なことでも、飲み物や食べ物をこぼしてしまうというのは、子どもにとっては大きな失敗。

人の失敗を咎めることなく、助けてくれた息子を見て、私も息子に花丸をあげたくなったし、私にももらえたように感じました。

弟思いの優しい兄

長男は本当に弟思いです。

元々お世話好きということもありますが、私が手を離せない時に、弟が泣いていたらバウンサーを揺らしてくれたり、あやしてくれたりします。

弟を笑かそうとたくさん考えて、いろんな表情を作ったり、変な音を出してみたり、こちょこちょしてみたりと試行錯誤している姿は、小さなお母さんのよう。

弟が寝返りをしていると、「せいちゃんは本当に頑張り屋さんやねぇ」と声をかけて、励ましてくれるのです。

そんな優しくて一生懸命な長男を見て、もちろん息子に花丸を。そして、また私は長男から花丸をもらえるのです。

まだまだ先は長いですが、たまに花丸をもらいながら、答え合わせまで息子に一生懸命向き合おうと思うのでした。 

この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

32,983件

#子どもの成長記録

31,609件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?