息子のトイレラーニングからの学び
今3歳5か月の息子はトイレットラーニング中。
実は生後7か月からトイレットラーニングを始めています。周りからはよく早くない!?と言われていましたが、おむつを早く外したかったわけではありません。実際に3歳の息子は完全には外れていません。
トイレトレーニングをしたくなかったからというのが私の思い。トイレトレーニングという言葉の響きには大人がトレーニングさせている大人主体な考え方とおむつを外すことを目的だと捉えてしまうものがあって、この言葉が好きになれなかったのです。
子育てにおいて「イヤイヤ期」とか「しつけ」などなんだかモヤモヤする言葉がたくさんあります。話がそれそうなので今は置いておきますが、トイレトレーニングはその類の言葉(笑)
おむつはいつか必ず外れるものですし、いつ外れたかは問題ではなく、排泄の自律の過程の中での学びを大切にしたいと思っていました。
・おしっこがトイレでできた時の喜び
・自分でパンツやズボンを脱いだり履いたりすること
・自分の意志でトイレにいくこと
・排泄した後にパンツやズボンを履くこと
・排泄した後に手を洗うこと
・失敗からの学び
・自分の体をコントロールする力
長いトイレットラーニングで息子は排泄に対して色々な感情を抱いてきました。
7か月の頃:おまるデビュー
おむつではないところに排泄する初めての経験とトイレの習慣づけをしました。
1歳半:パンツデビュー
1日2回のトイレの習慣付けと午前中の短い時間だけパンツデビューしました。
2歳:保育園デビュー
保育園には2歳で通い始め、1日の流れでトイレの習慣がつきました。
2歳半:保育園でもパンツデビュー
先生から間隔があいてきたので、パンツで過ごしましょうと言ってもらい、午前中だけパンツで過ごすようになりました。
3歳:一日中パンツデビュー
うんちの時だけおむつに履き替えてしていますが、おしっこは外出先でもトイレでできるようになりました。
3歳5か月現在:夜寝る前もパンツデビュー
夜寝る前にトイレに行き、パンツで寝ています。ただ夜はもう少しおむつで様子見するかも迷っています。
一歩進んで二歩下がるを繰り返しながら、ここまできました。楽しいことをしていてトイレに行くのを後回しにすると失敗することや、失敗したら服を洗ったりシャワーを浴びたりしないといけないことも経験を通して学んでいる最中です。
成功した時には「ひとりでできた」「やればできる」などの自信や自立などもたくさん感じていると思います。
自分の体の感覚を把握して大人に意志を伝えることもとっても立派なこと。
そして、そんな息子の成長を見守りながら私自身もすごく学びの機会になっています。成長は、前進したり後退したりしながら長い目でみること、そして時には誰かのサポートを受けながら自分のペースで前に進んでいけたらいいということを実感しました。
子どもも大人も諦めない心と自分自身を信頼する力が大切だと感じるのでした。
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