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言葉は不完全。自分の心にたどり着くための自問自答

自分が考えていることや感じていることを正確に言葉で表現できていますか?

人に自分の思いを伝えるツールが言葉ですが、同じ言葉から違う解釈や誤解が生まれることもありますよね。

特に語彙力がまだまだ少ない子どもと話しているとより言葉の不完全さを痛感しています。

「ママ嫌い」→本当は甘えたい
「保育園嫌い」→ママとのお別れが寂しい
「お風呂いや」→水が顔にかかるのが怖い

このように言葉は省略されます。

本当はどうなんだろう?

なんで、こんなことを言ってるんだろう?

言葉の裏に隠れている心を読み取っていかないと、本当の気持ちには辿りつかないのです。

でも、子どもだけじゃなく、大人でも同じだと感じます。

「仕事辞めたい」
「変化がなくておもしろくない」
「時間がない」

以前の私はこんなふうに感じていました。

そこで、
なんで辞めたいと感じるの?
具体的にどんな変化がほしいの?
何をする時間がどれくらいないの?

省略された思いを探すために一つずつ自問自答を繰り返しました。

すると、本当に自分が求めていたこと、やりたいこと、やりたくないことが明確になっていきました。

・自分の好きなこと、やりたいことを仕事にしたい気持ち
・子どもとの時間や私自身の心のゆとりのなさ
・本業では成長できない実感

など

現状に違和感を感じつつも、理想の状態も漠然としていることにも気付きました。

どんな状態だったらワクワクできるのか?

省略された言葉を明らかにしていくことで、本当に自分が感じていることにたどり着きます。

本当の自分が分かるとやるべきことも見えてきてくるでしょう。

言葉は不完全。

だからこそ、自分の奥底に仕舞い込んだ気持ちにも耳を傾けられるような問いを自分に投げかけていきたいですね。

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