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書くことで出会える日常の景色と新しい自分
noteに文章を綴り始めてから390日が過ぎました。書くことを途中で投げ出さずに続けてきて本当によかったと最近つくづく思います。
そう思う理由は、書くことを通して出会えた日常の景色と新しい自分は財産だと思うから。
今まで見えていなかったものが見えるようになったのは、趣味で写真を始めた時と似たような感覚。
カメラを持って外に出ると、今まで見落としていた道路に咲いた花や季節の移り変わりなどに感動して夢中でシャッターを切っていました。
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日常はなんにも変わっていないのに、世界が変わったように感じたのです。
同じように文章を書く習慣を身に付けたことによって、仕事もライフスタイルも何も変わっていないけれど、見過ごしていた自分の感情の変化、家族の成長、”今”という愛おしい時間を感じることができるようになりました。
毎日同じことの繰り返しのようで、季節の移り変わりと同じように自分も家族も少しずつ変化しているのです。
最近読んでいた本「書く力」の中にこんな文章がありました。
人は自分の「引き出し」の中にある材料をもとに、事実を把握する、ということになります。文章を書くということは、目の前にある「事実」と、自分の内側にある「興味の種」をリンクさせながら分析することなのだと思います。
日常で見たもの、感じたもの、聞いたものから自分がどう考えたのか文章で整理することで初めて自分の興味の輪郭が見えるのだと思います。
文字数に限りがあって、すべてを書くわけにはいかないとき、どこを切り取るかで、文章はまったく違うものになります。
同じことを経験しても、人によって全然違う文章になるのは、どこで切り取るかやどんなレンズ、フィルターを通すかでその人らしさの色が出てくるからなのだと思います。
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子どもとの時間を大切にしたくて働き方を変えたい、そんな想いからライターという仕事を始めて、書くことの楽しさを知りました。
未だに働き方を変えられずにはいるけれど、仕事でもプライベートでも書くことがいつでも私に大切なことを気付かせてくれます。
これからも書くことを通して、色んなことを自分の中に吸収して自分の色を発見していけたらと思うのでした。
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