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アディショナルタイムとロスタイムの違いと言葉の力を考える

ワールドカップで日本が決勝進出を決めましたね。

私は、サッカーはあまり詳しくないのですが、そんな私でもこの間のコスタリカ戦はテレビ観戦したり、今朝はニュースを見て夫とすごいね!と話をしていました。

そんなサッカーで話題が盛り上がっている中、この間ロスタイムは日本だけが使っている言葉だということを初めて知りました。

しかも日本でも2010年からは日本サッカー協会審判委員会 で「アディショナルタイム」に統一することになっていたことも知りませんでした。

「ロスタイム」を使われなくなった背景や日本だけ使っていた背景から気付きがあったので、そのことをつらつら書きたいと思います。

ロスタイムとアディショナルタイムの違い

ロスタイムは、英語の「Loss of time」からきていると言われ、失われた時間という意味です。

サッカーの試合時間90分の中から、主審の判断で時計が止められた時間や負傷者や交代があった時に止められた時間、つまりロスタイムを引いて公平にしようという考え方。

一方のアディショナルタイムは、そのまま「Additional」からきていて、加えられた時間という意味です。

捉え方でパフォーマンスや結果も変わる

ロスタイムもアディショナルタイムも結局は同じ時間。

言い方が違うだけと思うかもしれませんが、言葉が捉え方をよく反映していると感じます。

では、捉え方や考え方が変わると何が変わるでしょうか。

パフォーマンスや結果まで変わることがあるのではないかと思うのです。

スポーツは特に実力以上に試合の空気感や流れによって勝敗が分かれることもあるからこそ、ポジティブな捉え方が大切だと感じます。

あと5分しかないと思って試合するのか、5分プレーする時間が増えたと思って試合するのかでは、パフォーマンスも変わりそうではないですか?

また、結果が全てではないということも同時に考えるきっかけにもなるはず。

ポジティブな言葉は、勝ち負けだけでなく、前向きな挑戦に繋がると感じます。

子どもには前向きな声かけをしたい

負けるのが悪いわけでも、失敗することが悪いわけでもない。

だからこそ、子どもたちには次も頑張ってみよう!と前向きに挑戦したくなるような声かけをしていきたいと感じます。

例えば、水をコップに入れようとして失敗してしまっても、こぼしたことをとがめるのではなく、水をこぼしてしまったら拭けばいいということ、今できなくても絶対できるようになることを伝えていきたい。

そんな積み重ねが自分はできる!とか挑戦したい!と思う気持ちを育むことになるのだと思うのです。

言葉がけの積み重ねは子どもだけでなく、自分に対しても同じ。

同じことでも少し前向きな言葉に変えることを意識する。

小さなことかもしれないけれど、いずれその積み重ねが自分に大きくプラスに返ってくるような気がするのです。

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