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子育てする上で知っておきたい認知特性のこと。

子どもの才能に気づいて必要な環境を整えてあげたい。親なら誰でも思うことでしょう。

つい子どもの苦手なことに目が向いて、どうすればできるようになるかな?と考えてしまいがちですが、違う分野では、秀でている部分がきっとあるんですよね。

子どもの才能に気づく上でとても参考になるのが、認知特性です。

視覚優位:カメラタイプ
写真のように、2次元で捉え思考するタイプ
視覚優位:3Dタイプ
空間や時間軸を使って考えるタイプ
言語優位:ファンタジータイプ
読んだり聞いたりした内容を映像化して思考するタイプ
言語優位:辞書タイプ
読んだ文字や文章をそのまま言葉で思考するタイプ
聴覚優位:ラジオタイプ
文字や文章を「音」として耳から入れ情報処理するタイプ
聴覚優位:サウンドタイプ
音色や音階といった音楽的イメージを理解・処理できるタイプ

本田式認知特性研究所

我が家の4歳長男は、保育園でも家でも絵を描いたり、モノを作ることをあまりしません。

あまり興味がないのだと思っていたのですが、どうやら自分はうまくできないと思っているようなのです。

運動会の絵をクラス全員が描いたときも、息子ひとり描きませんでした。

わたしは、息子が描く絵はどんな絵でも好きだし、見たいから描いてほしいとお願いしたのですが、最後まで描きませんでした。

そんな息子に少しずつでも描く楽しさも知ってほしいとわたしは、時々誘っていました。

でも、本当は息子が得意としていることを伸ばしてあげるほうがよかったことに気づいたのです。

できなかったことができる喜びももちろんあるでしょうが、得意なことを伸ばすほうがきっと息子自身も楽しいはず。

息子の認知特性は、ずば抜けて聴覚優位でラジオタイプです。

・3歳でABCソングを最後まで歌えるようになった
・車で流している英語の歌を全部歌える(発音がめちゃくちゃいい)
・読み聞かせしていた長めの絵本を暗唱している
・保育園でのみんなの会話を覚えている
・YouTubeで観たアニメのセリフを覚えている
・英語の絵本で覚えたフレーズを日常で使える

息子にとっては、これらは当たり前にできることだけれど、他の人が真似しようとしてもできないことがたくさんある。

すごいことできることがたくさんあることを認めて、伝えていきたい、そんなふうに思うのでした。

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