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わたしのひとり時間

子どもが生まれる前は誰かと過ごす時間が好きでした。

全然欲していなかったひとり時間は、今では至福の時となりました。家族が寝静まった朝5時からの2時間は最高に贅沢な時間。

なぜひとり時間が必要になったのか自分の変化を考えてみることに。

・私にとって子どもとの生活は一筋縄ではいかないことが多く、思い通りにいかないとばかりだった

・1日にたくさんの感情を抱いている

・考えることが自分のことだけではない

そうすると頭の中の思考や感情はごちゃまぜになって、複雑化していきます。

モヤモヤを感じたまま、言語化できずにいると頭の中では同じことがぐるぐるしている状態に。

ぶち当たる壁は多いけれど、日々は忙しく目まぐるしい。

そんな状況だからこそ、意識的にひとり時間を取り、ひとつひとつ整理していく時間が必要なのだと思います。

心理学の大家カール・ロジャーズの言葉にこんなこんなものがあります。

「私の人生の目標は何か」「私は何を求めているのか」「私の目的は何か」
これらは、すべての人が一度あるいは何度か、あるときは静かに自分を見つめながら、あるときは苦しい不安や絶望の中で、自分自身に向かって問う問いである。(中略)
これらの問題はまた、すべての人が自分自身で自分なりのやり方で問い、答えなければならない問題でもある。
カール・ロジャーズ

私は、今までの人生であまり壁にあたってこなかったのだと思います。

なんとなくこうしたいと思うがままに実現してきました。

でも、子育てが始まって、急に高い高い壁を目の当たりにして、人生の目標、何を求めているのか、目的に向き合わざるを得なくなったのです。

物事は何事もトレードオフ。何もかもうまくいくなんて不可能だからこそ、自分が本当に求めているものを知るために、価値観を言葉にするためにひとり時間が必要になったのだと思います。

心の引っかかり、違和感は、自分を知るためのサイン。

サインを見逃さないように、ひとり時間を確保して向き合っていくことが自分にとっての心地よくて健やかな生き方に繋がるのだと感じるのでした。

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