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無意識の自分を知ると可能性が広がる

副業を始めて1番痛感していることは、自分を知ること、自分と向き合うことが最も大切だということ。

いつも興味があること、新しいこと、やってみたいことに飛びつくばかりで、過去を振り返ったり、自分を内省することを怠ってきました。

会社以外でお金を頂くということは自分の持つ価値にお金を頂くということ。

自分のことを知らなければ何も始まらないということにようやく気付いたのです。

そこで、「本当の自分がわかる心理学」という本を読みながら自分の中心的な無意識の信念を見つけるワークをしました。


自己理解を深める上で知っておきたいのが、心理学用語でいう「中核信念」。

あなたは自分の信念を理解していますか?

私自身、そこまでネガティブな信念が自分にあるとは思っていませんでした。

でも、感情がマイナスの方向へ動く時、マイナスの信念の影響は大きいものです。

性格や素質、環境、親のふるまい、行動などの影響により自分のコアとなる信念や価値観が形成され、無意識の思い込みが原因で感情を抱いたり認知したりします。

自分にどんな信念があるのかを知ることが1番大事。

自分の思考や行動を変えたい場合は特に重要になります。

手順①両親のネガティブな思い出を思い出す

幼少期に両親に対して不快な感情を持った出来事を一つ以上思い出すことから始めます。

・母親が兄弟ばかり褒めたこと
・忙しく気にかけてもらえなかったこと
・辛い時に気付いてくれなかったこと
など。

自分の過去に遡って思い出してみます。

どんな時に父親や母親に対してネガティブな感情を抱いたでしょうか。

手順②思い出した両親の様子から短所を考える

両親には感謝していて、好きだからこそ、短所を考えることに少し引け目を感じることもありますよね。

でも、別に両親が悪いわけでもありません。

誰でも長所と短所があります。

例えば、
・気まぐれ
・周りに流される
・過保護
・攻撃的
など。

手順③家族の中の役目を考える

不快な感情を抱いた状況を思い出しながら家族の中で自分はどんな役目を担っていたかを考えていきます。

例えば、両親がよく喧嘩していたなら、自分は仲介役だったなどがそうです。

私はいつも母親の味方という役目だったと思います。

手順④両親が自分に向かってよく言った言葉を思い出す

この時の言葉もマイナスな言葉を探します。

決まり文句でよく自分に言われていた言葉。

「◯◯はいい子なのに、あなたは…」
「あなたは◯◯そっくり…」
など。

そして、両親の関係で問題だった点についても考えます。

「けんかばかりしていた」
「一方的に命令していた」
など。

手順⑤両親のふるまいが自分の心に芽生えさせた確信を探る

子どもの頃は両親の存在は絶対です。

大人になって振り返ってみると親も人間だし間違えること、よくない振る舞いをすることもあると思えますが、子どもの目線から見れば、自分が悪いのかな?自分のせいかな?と考えてしまいます。

その影響で、
・自分には価値がない
・自分はいい子にしていなければいけない
・自分は親をガッカリさせる

このような信念が出来上がってしまったりするのです。

この本を読んで、親としての責任を一層強く感じました。

親も悪気はなく、こうなってくれたらいいなと思い、口にした「片付けできないなんてダメな子だ」といった発言から、そうしない自分には価値がないと子どもを苦しめることになるとは夢にも思わないからです。

自分がどんなネガティブな信念を抱いているのか認識することで、それを変えていくべきなのか、困っていないのであればそのままにするのか考えていけたら前進ですよね。

人間関係構築や、何かに挑戦する時など、自分の信念が認識できていれば視野が広がり可能性も開かれていくでしょう。

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