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息子の一歩踏み出した日

2歳から通い始めた保育園。

昨日11月29日は息子にとって記念となる一歩踏み出した日となりました。

朝息子を送る時は部屋の前で必ず抱っこしてぎゅーとしてから、先生に抱っこされるというルーティンを1年9ヶ月続けてきました。

このルーティンは、2歳児クラスから年少に上がっても続いていたのですが、昨日初めて自分の足で部屋に一歩踏み入れたのです。

そして、私のお腹をなでなでして、「赤ちゃんよしよし。赤ちゃんバイバイ。」と言って、私にタッチをして行ってらっしゃいをしました。

その前の日まで「ずっとずっとギューする!」と言って、先生に託すまで私と離れようとしなかった息子が自分で決めて、自分の足で部屋に入っていった様子を見て感動。

こうやって、一つずつ自立の道を歩いて行くんだなとしみじみしました。

先生はよく「年中さんになる準備をしないと」と息子に朝は笑顔でバイバイするように言っていましたが、私は息子のタイミングまでは何も言わないと決めていました。

先生には申し訳ないけれど、もう少し付き合ってあげて!という気持ちでした。

甘えたい時期は一瞬しかないし、その時が来たらまたそれが当たり前のルーティンになっていく。

だからこそ、お兄ちゃんになる準備なんてしなくていいと思うのです。

年中さんになったら、息子の中でもきっと何かが変わる。

縦割り保育だから、自分より小さい子が実際にクラスに入ってきたら、環境や心境は必然的に変化します。

そして、なによりもまだ息子は年少さんなんです。

"今"は今しかない。

未来のために時間を使うのではなく、今のために時間を過ごしてほしい。

よく小学生になる準備として、字の読み書きや時間感覚を身に付けさせる方がいらっしゃると聞きますが、私は、本当に小学生になればいずれできるようになることよりも、未就学児だからこそできる経験を自由にさせてあげたいと感じます。

これからも自分のタイミングで物事を決めて、親はあくまでもサポート役として成長を見守りたいと思うのでした。

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