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セ6球団の守護神チェック

こんにちは、すずです。

ここ最近猛暑に加えてゲリラ豪雨と落雷と東京は天気が大荒れです。幸いにも巨人は東京Dで室内だったり、ヤクルトやDeNAもビジターだったり、中止の試合はありませんでした。これ以上順延増えると本当に20連戦みたいな日程になっちゃいますからね。働き方がブラックすぎる。笑

さて今回はセ6球団の守護神についてここまでの事情と成績をまとめていきたいと思います。今シーズンはパも合わせて多くの球団で守護神が不調や怪我で別の選手が抑えを務めるチームが多かったりします。怪我の場合、肉離れなど筋肉系の怪我が多く、開幕の遅れと過密日程が1番の理由では?と言われています。

それでは巨人から見てみましょう。

巨人:デラロサ→中川→デラロサ

巨人の守護神は昨年途中加入のルビー・デラロサ。

160キロを超える直球とスライダーが魅力の選手です。昨年は胴上げ投手にもなり、面倒見の良い性格もあってかメルセデスやビエイラ、ウレーニャ、モタ、パーラといった外国人選手だけでなく、若手の戸郷や大江、沼田とペアになってトレーニングする姿も見られる選手です。

昨年の成績は26登板で防御率2.25、1勝6H8S。奪三振率は12.00とリリーバーとして抜群の成績でした。

今年はここまで6登板で防御率1.80、1H4S。昨年より奪三振率と被打率悪くなっているのですが、それでも安定感があります。7月頭に脇腹の肉離れで離脱。約1ヶ月ぶりに復帰し現在は1軍に合流しています。

その期間は昨年デラロサ加入前にも抑えを経験した中川が新守護神としてチームを支えました。今年は17登板で防御率1.04、1勝1敗5H5S

昨年は67登板で防御率2.37、4勝3敗17H16Sでした。

DeNA:山崎康→三嶋

通算169Sのジャパンの守護神。入団から5年連続20S以上(30S以上は計4年)と絶対的。防御率も過去3年は17年1.64、18年2.72、19年1.95と安定。

しかし今年はここまで19試合に登板し防御率6.00、3敗6H6Sと絶不調。守護神降格し現在は7-8回を中心にセットアッパーとしての登板が主になっています。

今年の新守護神は三嶋。過去先発もリリーフもこなしていますが抑えは初めて。22試合登板で防御率3.48、1敗4H6Sと山崎よりは幾分安定した数字を残しています。

今後山崎が抑えに戻るのか、今季は三嶋でいくのか。ラミレス監督の采配にも注目したいです。

阪神:藤川→スアレス

プロ19年目。40歳になった大ベテランは昨年56登板で防御率1.77、4勝1敗23H16Sとセットアッパーから終盤はクローザーと大活躍。今季も藤川が抑えの構想でしたがここまで11登板で防御率7.20、1勝3敗1H2Sと絶不調。現在は今季2度目の登録抹消になりました。

2019年シーズン終了時点でセ・リーグのシーズン最多セーブ記録(46セーブ)であり現役最多セーブ記録(241セーブ)を持つ生きる伝説。日米通算61勝39敗164H245Sの通算記録はどこまで伸びるのか。年齢的にも引退や戦力外も囁かれるタイミング。昨年阪神は鳥谷の放出もしていますしチームは若返りの中復活に期待です。

そんな今季の阪神はソフトバンクから加入のスアレスが新守護神に。ここまで18登板で防御率2.04、4H7Sでリーグトップのセーブを記録しています。

広島:スコット →フランスア

広島は15-18年の黄金期に守護神を努めた中崎が昨年怪我で離脱。昨年はフランスアが12Sでチームを支えました。今季は復活を期待される中崎、昨年の守護神フランスア、新加入のスコットの他に菊池保や一岡など開幕前から多くの選手を競わせる方針で開幕。

開幕当初はスコットが守護神を務めるも6試合で防御率22.50。被打率は5割を超える期待外れの成績で再び白紙に。一方の中崎も6試合で防御率9.00と結果を残せずファーム降格。塹江、菊池保、一岡からフランスアに繋ぐ勝利の方程式になっています。

フランスアは今季19登板で防御率3.06、1敗4H4Sと最低限の活躍。18年が防御率1.66、19年が防御率2.76なので成績は下がり気味です。3年目26歳で衰えではないはずなので、シンプルに他球団の研究が進んだのかなと思います。

中日:岡田/Rマルティネス→Rマルティネス

中日は絶対的な守護神を昨年は確立できませんでした。岩瀬が守護神を外れた後、16年に17S、17年に35S、18年に15Sを記録した田島も19年は21登板で0S。18-19年と安定感を欠き今季は1軍の登板すらありません。

昨年14H8SのRマルティネス7H13Sの岡田がリリーフの要です。岡田は22登板で防御率3.44、3H3S。Rマルティネスは18登板で防御率0.50、6H7S。と岡田からRマルティネスに繋ぐ勝利の方程式を作っています。

ヤクルト:石山

ヤクルトは現監督の高津が07年に13Sで守護神を努めて以降は08-11年が林昌勇(イムチャンヨン)、12年に33Sを挙げたバーネット、13年は山本哲、14-15年はバーネット、16-17年は秋吉(現日ハム)、18年以降は石山が任されています。

昨年7H10Sの石山が今年も開幕から守護神として今年もここまで19登板で2H6Sと結果を残しています。セーブは接戦で勝利しないと記録されないのでチームの成績と比例します。ヤクルトは19勝で石山が6Sなのでおおよそ1/3の試合で勝利した際に石山がSを記録している計算に。

今季120試合を勝率5割で60勝し、そのうち1/3で石山がSを上げると20S。実は今季ここまでの守護神事情もあり、ヤクルト以外は2人以上にSが記録されています。唯一昨年から離脱なく守護神を任されているだけにタイトルランキングも上がってきて欲しいですね。

最後に

今回は守護神事情をまとめてみました。5/6球団が固定できない状況ですが、巨人の中川、中日のRマルティネスと岡田のように複数投手でリスク回避している球団もあれば、DeNAや阪神のように絶対的な守護神が不調でバタバタしているところもあります。

近年分業性が進みS数自体は増加傾向ですが、今季はどうなっていくのか目が離せませんね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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