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効果を出しやすくする(1) 自分のタイプとレベルに合うことをしよう

前回はこちら:


あなたは「効果を出しやすくするために大切なこと」とは何だと思いますか?

先に結論を言ってしまいます。

結論1:あなたのタイプとレベルに合うことをしよう
結論2:目的を常に意識しよう

今日は、結論1の話をします。


あなたは、こんなことをしようとしていませんか。

・自分のタイプに向いていないこと
・自分のいるステージよりはるかに高いレベルのこと

いまギクリとした人は、目標の立て方を間違えているかもしれません。

そんなのしんどくて当然です。全く成果につながらないことだってあります。下手をすると逆効果になることすらあるんですが、それについては追々お伝えします。

自分のタイプを知る

何かを頑張るのもいいですが、その前に、自分がどんな人間なのかを知ってみましょう。

自分のタイプについては「ウェルスダイナミクス」で確認するのがわかりやすいです。

まずは無料の簡易テストで充分ですよ。
https://www.profiletest.net/

テストでは、
・内向的/外交的
・直感的/五感的
の4つの特性のうち、どの要素を多く持っているのかを診断
してくれます。

自分の向き/不向き(強み/弱み)が分かれば、無駄な努力をすることがなくなる、というわけです。

なお、有料のプロファイルテストでは、要素の割合まで計算し、8つのタイプから自分に近いものを教えてくれます。しかし費用が一万円以上かかるので、気になる方は自己責任で受けてみてください。各特性について詳しく説明した書籍も発売されています。

ここで注意があります。

ウェルスダイナミクスには「スペクトル」という、「あなたのレベル」のような概念が出てきます。

ですが、話がややこしくなるので、いったん無視してください。
(理由は、サラリーマンの場合は、ほぼ全員が同じレベルになってしまうからです。診断がざっくりすぎるので「スペクトルテスト」はやらなくてOKです。)


ちなみに、私のプロファイルは「スチール」でした。
詳しく言うと、スチール60%・テンポ28%・ダイナモ8%・ブレイズ4%、の「ロード」というタイプです。情報分析を得意とします。

タイプが分かったら、次は自分のレベルを知りたいですよね。


でも残念ながら、いますぐ自分のレベルを明確にする方法はない、と私は考えています。

自分のレベルを知る…のは難しい、なぜなら

レベルとは、標高のようなものだと考えてみてください。

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山を登っていって景色を見下ろせば、自分が最初にどれくらいの標高にいたのか、どうやって登ってきたのか等がよく分かります。一方、ずっと低い場所にいる人は、自分の標高や山頂までの道のりについて、具体的に知ることはできません(測量道具を使ったりしないかぎり)。

それと同じように、レベルが低い人は、自分のレベルについて具体的に捉えることが難しいのです。また、高いレベルのことはボンヤリと把握することしかできません。そして、レベルを測ってくれる測量道具的なものは確立されていないはずです。

タイプは面、レベルは層なのです。同じ面を見ることは出来ても、自分より高い空中を具体的に把握したり歩いたりすることは出来ないのです。

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このことを「低いレイヤー(レベル)にいる者は、高いレイヤーのことを知ることが出来ない」と私は呼んでいます。

私の体感ですが、レイヤー(レベル)が2つ以上離れてしまうと、知識レベルに差がありすぎて話が通じなくなると感じています。

だから本を読んだり、人から教わったりして知識を得るんですね。そうしているうちに自分の立ち位置を知り、向かうべき目的・目標を具体的に捉え、狙ったとおりに成果を上げて地固めをし、少しずつ上のレベルの夢を叶えられるようになっていきます。

読書のほかにも、自分のレベルを測りながらレベルアップができる方法があります。

自分のレベルを測りながらレベルアップできる方法

ひとつめ:「勝手に弟子入り」のススメ

自分のなりたい姿を体現している人のうち、自分のタイプと近い人(←これが重要)を見つけましょう。直接の知り合いでなくても構いません。そして、ひそかにその人を「心の師匠」にしてしまうのです。私はこれを「勝手に弟子入り」と呼んでいます。

「学ぶ」の語源は、「真似る」と同じ「まねぶ」から来ていると聞いたことはありませんか。低いレベルの者は、高いレベルのことが分からない。だったら最初は「師匠を真似する」ことから始めればいいのです。師匠との差がどれくらいあり、師匠と自分は何が違うのか、何をすれば近づけるのかを常に考えることで、自分のレベルが分かってきます。

師匠から学びを得て行くうちに、「学ぶことそのもののレベル」も高まっていきますよ。

あなたのレベルが高まってきたと感じたら、新しい師匠を見つけて、どんどん師匠を乗り換えていきましょう。その際くれぐれも自分のタイプと近い人を師匠にすることを忘れないでください。タイプは「才能」と読み替えることができます。自分に才能がないのに、才能がある人の真似をするなんて自殺行為です。

私は、
・簡単に達成できそうな目標の師匠:レベルがひとつ上の人
・最終的な目標となる師匠:レベルが2つ以上うえの人(先生など)

という感じに、常に2人の師匠に(勝手に)弟子入りしています。

師匠を真似して学んでいく方法は、この本が分かりやすいです。


ふたつめ:資格試験受験のススメ

自分のタイプ(特性・才能)が分かったら、自分が得意そうな資格試験を一つ選んで受験してみましょう。「得意そうな」資格を選ぶことがミソです。出来ることがたくさんある中に少しだけ出来ないことがある、くらいのバランスがちょうどよいです。出来ないことだらけになると、パニックになってしまって学びどころではなくなってしまいますからね。

資格試験は、メジャーな資格であれば教育カリキュラムが確立されており、また、得点で達成度をはかることができます。できれば資格学校へ通うことが望ましいですが、通信教育でも構いません。自分よりデキる人(先生や成績優秀者)がいる環境に身を置きましょう。

すると、
・カリキュラムのうち、自分が何を知らない(できない)のか
・自分よりデキる人は、自分とは何が違うのか

ということを明らかにしやすいです。

資格取得してスキルアップできる、というおまけもついてきて、一石二鳥ですよね。資格をいくつか取得するうちに、自分がどれくらいのレベルにいて次に何をすれば成果につながるのか、だんだん分かるようになってきます。


頑張りたくな〜い!というあなたへ

その気持ち、しぬほど分かります。

上では意識高いようなことを書いていますが、端的に言って私自身はだらしない人間だと思います(笑) やる気になったことしかやらないし、毎日同じ時間に会社へ行くことすらできません。

頑張りたくないと思うのは、おそらく目標が高すぎるからです。

「こんな私でも、これくらいなら頑張れるかもしれない」「というか、これではヌルすぎるのでは?」と思うような低い目標を立ててみてください。「毎日歯を磨く」くらいの簡単なことでOKです。私は、最初はそれすら出来ませんでしたよ。

そうして少しずつ行動してみたら、私は人生が開けてきました。少しずつ大きな目標に挑戦できるようになりました。最終的には人生の目標を見つけて、毎日楽しいことがあるようになり、使えるお金が昔より増えて、心を許せる知り合いが増えました。

具体的なことは、これからお伝えしていけたらと思います。

今日はここまでです。

続きます!
次回は「目的を常に意識しよう」について深堀りしていきます。


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