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星野源さんに学ぶ~複数の仕事を楽しむ生き方~

0.この記事を届けたい人

❶今の仕事に不満がある人
❷自分の可能性を探りたい人
❸退職後の生き方を考え始めた人

1.星野源さんの3つの仕事

ご覧になった方も多いと思いますが、星野源さんが『日曜日の初耳学』のインタビューで、「音楽家・俳優・文筆業」の3つの仕事術について語りました。その記事がこちら。

ご覧になっていない方は、YouTubeもあります。

この中で、この3つの仕事について、次のように言っています。

❶音楽・・・プロデュース、作詞作曲、編曲もやる、矢面に立ってみんなをまとめる。
❷役者・・・演出家さんや監督さんがやることの中に入っていく。役割の一部をどこまでできるか。
❸文筆・・・何を思っていて、どんな感覚なのかを言語化する。仕事というより修行というか…

2.むしろ3つの仕事でバランスが取れている

これらの3つの仕事を一人で全部やるのは、本当にすごいことですね。1つの仕事でも大変なのに…。

私がインタビューを聴いていて思ったのは、
(仮説)逆に3つの仕事をしているから、バランスが取れているのではないかということです。

つまり、こういうことです。

❶音楽・・・全て自分の責任でする。
❷俳優・・・自分のエゴを捨てて、監督の指示に従う。
❸文筆・・・思いを言語化することを学び、成長を実感する。

さらに言い換えると次のようです。(ニュアンスが違ってたら星野さんごめんなさい!)

❶音楽・・・社長
❷俳優・・・社員
❸文筆・・・趣味

つまり、異なる3つの仕事があるからバランスが取れている。音楽は、全て自分で責任を取るから「社長」だと思います。自分の思いを実現できるので楽しい。

俳優は、全体に対する責任はないけど、自分の思いをゼロにして、いかに上司(監督)のイメージを実現するかを考えるのが楽しい。「社員」の感覚。

文筆は、「趣味」のようなもので自分の成長を感じられるので楽しい。

これらの「3つの異なる楽しさ」があるからバランスがとれていると思います。あなたも、そう思いませんか?

3.まとめ

私たちも、このような3つの活動が生活の中に少しでもあれば、楽しいし、充実するのではないでしょうか。

❶今の仕事に不満のある人は、きっと星野さんの俳優業のように、言われることだけをしているのが「つまらない」と感じるのだと思います。よって、自分の責任で全部できる副業を考えてみたらどうでしょうか?

❷自分の可能性を探りたい人は、躊躇しないで、自分のやりたいことに挑戦したら良いと思います。星野さんは3つの仕事をしています。あなたも複数の仕事にチャレンジしてみましょう!

❸退職後の生き方を考え始めたあなたは、趣味を持ちましょう!最初はノーギャラでも、それがやがて退職後の仕事になるかもしれません。

星野さんでも俳優になるためにオーディションを受け、文筆は出版社に小さな記事でもいいから書かせてほしいと依頼したそうです。特に、心に残った言葉はこちら。

「役者の方はフリーでやっていて、自分でオーディションを受けに行って、何かを待っていたら一生が終わっちゃうなと。とにかく自分がやれることをやろうと。動けるところから動き始めたという感じですね。」

いい言葉です。待っていると人生が終わる。やりたいことがあるのなら、自分から行動しましょう!やりたいことがないなら探しに行きましょうね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

お気持ちがとてもうれしいです。感謝です。ありがとうございます。