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感謝して捨てる「感捨」は、「片づけ」をモノへの「感謝祭」に変える。

今回の記事で届けたいことは、「片づけ」や「捨てること」に対して根強く残っているネガティブなイメージのを「感捨」によってプラスに変換し、「片づけ」を「モノへの感謝祭にする!」ということ。

なお、感謝して捨てる「感捨」は、「さわもとひでのぶ」さんのkindle出版の本のタイトルで、takewoodyさんの記事で知ることになった。モノへの感謝は「こんまり」さんの著作から着想を得たことを最初に述べる。

さて、その「感捨」だが、私が考える「感捨」についてQ&A形式で、「感捨」の良さをお伝えしたい。

1.「感捨」は具体的にどうする事なのか

Q1:「感捨」は具体的にどうすることなのか?

A1:「感捨」の方法は、以下の通り。

❶使っていないモノ、これからも使わないモノを選ぶ。
❷手にとって、心の中で「ありがとう」と言う。
❸そして、捨てる。

難しいことはありません。これは、やましたひでこさんの「断捨離」でも、近藤麻理恵さんの「こんまりメソッド」でも整理収納アドバイザーの「整理のステージ理論」でもいい。

とにかく、モノを捨てる場面があれば、いつでもできること。これからも使わないと判断したモノを捨てる前に感謝して捨てる。声に出して、「ありがとう」と言ってもいいし、心の中でも言ってもいい。気持ちが大事。

2.何のために感謝するのか

Q2:モノに感謝する理由は何か?何か良いことがあるのか?

A2:モノに感謝する理由と「感捨」して良いことは以下の通り。

❶モノと自分とがかかわった時間や思い出に感謝する。さらにそのモノが自分のところに届くまでにかかわった人たちへの思いにも感謝する。

❷自分はこれから使う予定はないが、まだ使えるモノに対して捨てる際に、ゴミだと思って捨てるのではなく、感謝することで、かかわりに区切りをつけるのだと自分を納得させることができる。

❸「感捨」することで、捨てる行為がネガティブではなく、ポジティブな行為に変わる。ゴミ箱やゴミ袋が「ありがとう」でいっぱいになる。

いわば、片づけがモノへの「感謝祭」になる。

3.「感捨」は必ず捨てないといけないのか

Q3:「感捨」は「捨てる」という漢字があるので、必ず「捨てる」のか。

A3:「感捨」は必ず捨てないといけないということはありません。もちろん、手放す方法として、売ってもいいし、ゆずってもいい。

ただ、「感捨」はモノに対して、「これまでありがとう、さようなら」と言っているわけだから、「さようなら」したモノは、できるだけ早く手放すことをおススメする。

「感捨」は、無理やり自分からモノを引き離すのではなく、さわやかに笑顔でお別れする方法である。

4.まとめ

「感捨」をすることによって、「片づけ」や「捨てる」に対するネガティブなイメージを、心温まるものに変換し、「片づけ」をモノへの「感謝祭」に変えることができる。

モノへの感謝がベースにある「片づけ」をすると、なつかしいモノを発掘して喜んだり、今まで埋もれていて会えなかったモノと再会してうれしくなったり、今までのかかわりに感謝してお別れする卒業式のような「感動」があったりする。残したモノをさらに大事にできる。

片づけが進まない大きな理由の1つは、ネガティブなイメージがあるため。それを「感捨」は変えてくれる。

「感捨」には、そういう力がある。ぜひ、体感してほしい。

お気持ちがとてもうれしいです。感謝です。ありがとうございます。