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#2:40代転職/金融IT/2社目/2020年/前編

2020年は世界的にコロナの年でしたが、私にとってはもうひとつ、転職の年でした。

転職時に退職エントリをいくつも見ましたが、有名企業の退職/入社、20/30代の転職話、5社以上や外資等の転職常連の方など、あまり自分の属性に近い話(40代/一般的な企業/2社目)はなかったので書いてみたいと思います。

もし少しでも誰かの参考になれば幸いです。

2002年に新卒入社した保険のシステム子会社には18年6ヶ月間お世話になり、最終的に2020年9月で退職しました。40歳を過ぎて初めての転職。しかもコロナ禍。正直言って痺れました。

折角なので、転職までの経緯を時系列(月別)に記録しておきたいと思います。

□2020年2月 転職のきっかけ

転職のきっかけはシンプルにリファラルです。

2019年まで転職は念頭になく、転職活動も全くゼロ。ただし、リンダ•グラットンさんの[LIFE SHIFT]や[WORK SHIFT]を読んでおり、40代にできたら何らかの節目を迎えたいなと、漠然と考えていた部分はありました。


ちょうどその頃に2年以上に及ぶプロジェクトが終わり、仕事の節目だったタイミングでお声がけいただきました。そこで、とりあえず結果はどう転ぶかは分からないものの、まず前向きに転職の可能性も探ってみることにしました。

□2020年3月 転職活動 開始

リファラル対象の会社のみ試験を受ければ良いかとも思いつつ、40歳過ぎの家族持ちとして、ジョブセキュリティ確保も考慮し本格的に転職活動しました。

本当に他でも雇ってもらえるのか。他の会社で今までの自分の仕事は、通用するのか。要は、今の会社以外で果たして生きていけるのか。

ビズリーチに登録し、複数の転職エージェントから様々なアドバイスやスカウトをもらいました。全部メモして、自己分析して、職務経歴書を仕上げて、バタバタしつつ4社ほど受験。

選考が始まると、転職活動も次のステージへ。あまりに多く並列では進められないので、最大4社分の選考スケジュールを日程調整しつつも、SPI対策やら採用面接やら、転職活動の新鮮さと目まぐるしさを楽しむ(?楽しめたか…?)1ヶ月でした。嵐のように時は過ぎました。

□2020年4月 緊急事態宣言による保留

本命のリファラル会社で役員面接が済み、残りは最終人事面接と筆記試験のみという時期に、コロナによる最初の緊急事態宣言(2020/4/7)が発令。これにより、転職活動は一旦無期限延期に…。やはり唖然とはしました。

とはいえ、この間もオンライン面接に切り替わった他社の選考は進んでいき、気持ちは宙ぶらりんのまま、最終面接にたどり着く場合も。

結果的には、有難いことに4社中2社の内定をいただきました。短い期間だったので、あまりたくさんは受けてませんが、運良く本命に近い志望度の2社だったので、嘘偽りなく面接で話せたことが良かったかもしれません。

ただ、とにかく転職活動を通じて他の会社でもまだ働ける(採用してもらえる)という点は、大きな心の支えになりました。それだけで、転職活動を気合い入れてやった甲斐があります。

なお採用/不採用の明暗は、会社というよりは、業界や会社のカテゴリで見事にくっきり分かれました。それ故に、今後、仮に次の転職が必要になった際、自分が生きて行ける場所(求められる場所)が明確になりました。これも転職活動して、初めて気付ける点だと思いました。

今日は、既に少し長くなったので、続きは後編に分けて書きます。(後編↓)

長文お読みいただきありがとうございます😊



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