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世界のランニングあれこれ

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私が自分の目で見てきた世界の陸上・ランニングについて書きます。
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2020年8月の記事一覧

2020年版男子5000m25歳以下の世界ランキング(エチオピアを除く)

2020年版男子5000m25歳以下の世界ランキング(エチオピアを除く)

ホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会で当時21歳の遠藤日向選手(住友電工)が13:18.99の日本歴代7位の好記録をマーク。これは、竹澤健介の13:19.00の日本学生記録を上回るもので、もし大学生であれば日本学生新記録だった(実業団と大学の競技環境は異なるので単純比較はできないけれども参考として)。

そこで、日本の中長距離界のレベルアップが感じられたのかもしれないが、この13:18.99の記

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ジョシュア・チェプテゲイ🇺🇬が5000m12:35.36の世界新 / ヤコブ・インゲブリクトセン🇳🇴が1500m3:28.68の欧州新などモナコDLで好記録続出

ジョシュア・チェプテゲイ🇺🇬が5000m12:35.36の世界新 / ヤコブ・インゲブリクトセン🇳🇴が1500m3:28.68の欧州新などモナコDLで好記録続出

コロナ禍におけるスポーツの本格的な再開までには時間がかかったが、2020年8月14日:本来東京五輪が閉幕するはずだった日から1週間あまりの夏のある日に、陸上競技は世界陸連の本拠地:モナコの地で新たな始まりを迎えることとなった。

世界の長距離界は21世紀の新時代に突入今季のDL開幕戦であるモナコDL(エキシビジョン大会として行われたDL2大会を除いて)の目玉は、男子5000mでのジョシュア・チェプ

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ジョシュア・チェプテゲイ🇺🇬が8/14モナコDLで男子5000mの世界記録(12:37.35)に挑戦。ドーハ世界選手権男子10000m金メダリスト / 2019年世界クロカン優勝者が五輪延期の1年で目指すもの

ジョシュア・チェプテゲイ🇺🇬が8/14モナコDLで男子5000mの世界記録(12:37.35)に挑戦。ドーハ世界選手権男子10000m金メダリスト / 2019年世界クロカン優勝者が五輪延期の1年で目指すもの

ドーハ世界選手権男子10000m金メダリスト / 2019年世界クロカン優勝者のジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)が8/14のモナコDLで男子5000mの世界記録に挑戦する。

男子5000m世界記録(12:37.35)更新ペースは
・2:31.47/km
・1周60.58ペース

ベケレの世界記録更新時も、今回の場合もペーサーが半分まで持つかどうかで後半は単独走になる。また、ハイレやベケレが世

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2020年10月4日に世紀の一戦。ロンドンマラソンがコースを変更しエリートのみの開催:キプチョゲVs.ベケレ勝つのはどっち?

2020年10月4日に世紀の一戦。ロンドンマラソンがコースを変更しエリートのみの開催:キプチョゲVs.ベケレ勝つのはどっち?

コロナ禍において2020年4月26日から10月4日に延期されたロンドンマラソンが、コースをセントジェームズ公園の1周2kmほどの周回コースに変え、10月4日にファンランナーを除いたエリートのみの縮小開催として開催される(男女マラソン、車いす競技)ことが主催者から公式に発表された。

今回のロンドンマラソン に出場する選手たちは、例年のロンドンマラソンの発着点(バッキンガム宮殿前)に隣接するセントジ

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