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【俳句】#42鶯やほんのり甘いくるみパン

新俳句20週入門のドリルで詠んだものだったかと。
「鶯や~~~~~~(五音の名詞)」の型で。

新俳句20週入門を、寝転がりながら読み、「五音の名詞」をなんとなく探しました。
目線の先にあったのが、さっきまで食べていた「くるみパン」でした。
それがほんのり甘かったので、そのまま中七に。

くるみパンには特別の思い入れがあります。
亡くなった父が大好きだったんですね。
私自身は好きでもきらいでもありません。
でも、何かひとつパンを選ぶとなると、選んでしまうくるみパン。
ほんのりとした甘さは、思い出の甘さかもしれませんね。

多言語を学び始めると、俳句の深さがより際立って感じられます。
英語・ドイツ語・フランス語・日本語の切り替えは、語学の中の水平のイメージ。
俳句を楽しむのは、日本語の中の垂直のイメージ。
なので、たとえば、フランス語から俳句に切り替えると、斜め上/下に移動している感じがします。

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