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Web/広告系からUX/UIデザイナーに転職した話

こんにちは。PPTプロダクトデザイングループの鈴木です。
Web/広告系デザイナーから、プロダクトデザイナーに転職してしばらく経過しました。入社後1年間の流れをご紹介したいと思います。

転職のきっかけ

前職はWebサイトやtoCアプリ制作でしたが、業務システムの使いやすさに惹かれてUX/UIデザイナーとして転職活動しました。

toB SaaSの経歴はなく、ポートフォリオはWebやUI、インフォグラフィックが主体でした。ジャンルの違いが大きいため「サマリー記載・プロセスの言語化」をなるべく盛り込みました。

面接ではマネージャー小川さんが「プロダクトデザイングループで期待されること」を丁寧に教えてくださったのがとても印象的でした!
統括部長 橋口さんも「プロダクトデザイングループの方針」など明確なメッセージをくださいました。
そこから入社につながり、現在に至ります。

プロダクトデザイングループの方針

プロダクトデザイングループでは、プロセスのデジタル化を通じて「生産性向上を実現するプロダクト」をデザインします。
下記リンクの記事ではDX化の視点から、会議マネジメントツール「TIMO(ティモ)」が紹介されています。

入社後に実施したこと

①    スキルの棚卸し
②    UX/UIの学び

 ②-1 まず読むコラム
 ②-2 デザインシステムのお手本
 ②-3 UIパーツの役割
 ②-4 ユーザー調査
 ②-5 情報の一覧化
 ②-6 KJ法
 ②-7 機能に落とし込み
 ②-8 FigmaでUI設計
 ②-9 プロジェクトの課題管理

①    スキルの棚卸し

プロダクトデザイングループでは、マッピングやレーダーチャートでスキル可視化・目標を整理します。

私の場合、得意分野=「クリエイティブ(セールス支援)」、伸ばしたい分野=「UX/UI」となります。まず前者をメインに作成しつつ、後者のスキル向上を目標にしました。

スキルマップは定期的にチームで振返り・更新します。
こうして可視化すると、変化が分かりやすくていいですね!

わりと変化しています

②    UX/UIの学び

グラフィック領域とは違い、初めて知る概念が多く戸惑いましたが、デザイングループではペアアサインの実施や相談会、チャットでのナレッジ共有もあり学び&実践がしやすい環境になっています。

②-1 まず読むコラム

はじめに、1on1でマネージャーさんに教えてもらった「ニールセン博士のアラートボックス」を読みました。 「こんな概念があるんだ!」驚きの連続と、知らない領域の広さにブルブルしつつ、記事がとても面白かった。今も少しづつ読み進めてます。(ボリュームがすごい)

②-2 デザインシステムのお手本

最初の案件は、ガイドラインのなかったデザインシステムを整理するもの。基本を知りたくて「Material Design」を参照しました。ダイアログ一つとっても使い分けのルールがあり、挙動付きのマニュアルになっていて勉強しやすかったです。

この記事もすごく良かった(「Atlassian Design System」が好きです)

②-3 UIパーツの役割

デザインシステムの大枠を把握したら、次は「パーツの役割(と失敗例)」を学ぶ必要がありました。ソシオメディア「UIデザインパターン集」は具体的に書かれており、「なぜ?」が解消しやすかったです。

こちらも実例付きでわかりやすく、UI設計時の根拠にしています。

②-4 ユーザー調査

次の案件は、既存HR系プロダクトの新規機能追加のユーザー調査でした。VOCは収集されており、ヒアリング形式で要望を深堀りします。質問内容の作成時はオリエン・レビュー形式で教わりました。問いの立て方が凄く難しく悩みました(今も)
「そもそも、ユーザーインタビューって何だろう…?」の疑問に対して、こちらの本をおすすめしてもらいました。

②-5 情報の一覧化

ヒアリングで情報収集したあとは、シートに一覧化しました。抜け漏れ・ダブりなく書くはずが、重複しがちでした。やみくもに書き連ねると後の分析がしづらくなるため、MECEの重要性を痛感…

②-6 KJ法

情報を一覧化したら、ホワイトボードツールにふせんパーツで書き出します。KJ法での分析をワークショップ形式で教わり、要望が多いもの、温度感が高いものをより分けていきました。

②-7 機能に落とし込み

KJ法でまとめたら、次は機能要望として整理しました。
背景・理由・目的・温度感を具体的に記載します。 こちらの資料をもとに、開発チーム側で工数ポイントを振り、どの機能を実装するか優先度付けなどを行います。

②-8 FigmaでUI設計

仕様が決定したら、FigmaでUI設計。画面レイアウトや遷移図を作り、チーム内でレビュー。細かい挙動の認識ズレや課題をどんどん潰していきます。 矢印作成はプラグイン「Autoflow」が便利でした。

②-9 プロジェクトの課題管理

プロジェクトの課題管理にはbacklogを使っています。 開発の用語でわからない部分があるとき、backlogのコンテンツページが参考になりました。 解説・図解が見やすく、サルのキャラクターもかわいい!

さいごに

以上が、入社後1年間の流れになります。
これ以降もプロダクト開発やセールス支援などを行っています。
UX/UI領域は難しくも面白く、どんどん知りたいことが増えていきます。
今後も学びつつ、よいプロダクト作りに貢献していきたいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

デザイングループに興味をお持ちの方は、ぜひこちらから


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