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時の流れが止っている街〜尾道のススメ〜

こんにちは。旅するクリエイター・すーさんです。

今回は私にとってのイチオシの旅先をご紹介したいと思います。それは広島県尾道市です。
尾道ラーメン、しまなみ海道、「時をかける少女」のロケ地、古い街並みに綺麗な海の景色、全国的にもそれなりに知名度の高い地名ではないでしょうか。

今日はその尾道に行ってどんなところが良かったのか、3つに分けてお話ししていこうと思います。


尾道ってどんな場所?

尾道は広島県東部に位置し、岡山県との県境にある街です。
しまなみ海道のスタート地点に位置している瀬戸内地域の中央にあり、
市街地からは瀬戸内の島々を広々と眺めることができます。
加えて街自体が神社仏閣の多いところで、大正昭和から保存されている古い街並みが広がっている街です。
海の大自然と古い街並みが共存している、まさに幻想的な街並みです。

はじめて尾道に行ったとき

はじめて私が尾道に行った日は2017年夏のことでした。
尾道駅に降りてすぐに眼前に広がっていたのは燦々と輝く海、行き交うフェリーの数々、その海辺に沿うようにして広がる大正昭和のレトロな街並み、少なくとも自分が生まれ育った関東近郊では見たことのない光景でした。


当時大阪より西に行くこともはじめて、広島県に行くこともはじめてだった自分にとっては「異国に着いてしまったな…」という戸惑いを感じました。
同時に今まで感じたことのない「居心地の良さ」「時の流れの緩やかさ」を感じました。

そう、尾道で一番感じたことは「時の流れの緩やかさ」なのです。
もっというと「時が止まっている」感覚さえ陥るような場所でもあります。

それでは尾道に行った時の見どころポイントについてお話ししようと思います。
キーワードは「時の流れが止まっている旅」です。

①海の景色

尾道に行くととにかく海の綺麗さに目を奪われます。
尾道駅前のロータリーからすぐに見渡せるほど海との距離が間近で、海からは瀬戸内の島々を眺めることができます。
その幻想的な光景には思わず息を呑むくらいです。
ずっと海を眺めていても飽きないくらい、尾道の海は一日の中でも変化に富んでいます。それは時の経つのを忘れてしまうくらい。

同時に、海沿いを巡る様々な地元の人たちの生活の様子を見ることができます。
フェリーの行き交う姿、フェリーに乗り込む通勤通学の人たち、朝から漁業に勤しむ漁師たちの姿、
海を交えてさまざまな人間模様と営みを垣間見ることができます。


②食べ物

尾道はとにかくグルメに事欠かない街です。
海鮮居酒屋・尾道ラーメン・アイスクリーム店・ラムネ・居酒屋・お好み焼きなど、数え切れないくらいおすすめの店が軒を連ねています。
特筆すべきは老舗のお店が多いこと。

大正明治発祥と謳っているお店(アイスクリーム・ラムネの店)が普通にそこかしこに在り、まるで昭和以前の時代にタイムスリップしたかのよう。
古き良きを残しつつ現代の住民・旅人にも親しまれる店がとても多いです。

③坂道の街並み

「尾道といえば坂道」と言えるくらい尾道は坂道の多い街です。
昭和から続く古民家の住宅が急斜面に沿って並んでおり、その間を階段・坂道で縫うように登り歩くのが尾道の歩き方です。
急な坂道を登り切って振り返れば、あたりには瀬戸内の島々と尾道の古い街並みが一面に広がっている様を眺めることができます。
漆黒の瓦屋根、築何百年にわたる漆喰の木造建築、何百年もの風雨に削られた石畳の階段と坂道。
全てが明治大正昭和のまま、現在まで形をとどめている様はまさに「時が止まった」かのようです。



最後に

尾道は時間の緩やかさ・時が止まっているような感覚になる不思議さを醸した街です。
都会の喧騒・スピードの速さに疲れた方、どこかで心身リフレッシュ・リセットをしたいと考えている方はぜひ尾道に行かれることをオススメします。
きっと都会での日常生活にはない大切なものをこの街で掴むこと間違いなしです。

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