【Vol.5】疲れない繋がりを作りたい。24時間だけ10人と匿名で繋がれるSNS「Plaly」稲尾拓也さん
全ての頑張る人を応援するマガジン「灯台もと照らし。」
本日は、匿名で24時間だけ10人と繋がれるSNS「Plaly」を運営する稲尾さん。
「Plaly」の魅力と、稲尾さんのそれまでの経緯をお伺いしました。
匿名で始まり、匿名で終わる10人だけのコミュニティ
「plaly」とは、24時間の繋がりを大切にするSNSのこと。稲尾さんは、「匿名で始まり、匿名で終わる10人だけのクローズなコミュニティ」と表現しています。
24時間だけ特定の10人と匿名で繋がりチャットをすることができ、24時間たったら、別の10人と繋がるという仕組み。
匿名かつ、一期一会のつながりだからこそ話せることを自由に話すことができます。
稲尾さんが「Plaly」を作りたいと思ったのは、疲れない繋がりが欲しいと思ったから。
facebookやLINEで誕生日だけ形式的にお祝いする関係や、TwitterやInstagramなどのSNS上だけでの繋がりに、稲尾さん自身が疲れを感じていたと言います。
そういった理由から、疲れを感じず気軽に楽しめるSNSを作ることを決意しました。
ずっと側にあったSNSという存在
稲尾さんの10才の頃からの夢は、起業すること。
小さな頃からビジネスに興味があった稲尾さんは、なんと高校生という早さで、先輩が経営するD2Cブランドの創業に携わりました。
高校で部活もやりながら、リモートで服のデザインや、経営に関するお手伝いをするというパワフルっぷり。
(高校時代の稲尾さん）
そして大学に入学し、ファッションメディアや、学生メディアの立ち上げを行った後、ついにファッションのSNSで起業。
ファッションの動画広告を一般人が試着室に入ってモデルになりきれるというSNS「Cuty」を作りました。
結果はサービス内で5万投稿獲得、アパレル会社と4社契約というなかなかのものでしたが、自分の信念はそこじゃないと思い、サービスを終了。
次に立ち上げたのが、小説でつながれるSNS。
中学時代から、小説を書くのが好きで、学生の小説コンテストで全国大会3位になったことがある稲尾さん。
そういったことからSNSで小説を書く人同士が繋がれる仕組みを作りましたが、色々あり、そちらも終了。
ただ、いずれの起業もポイントは、SNSでした。
「昔からとにかくSNSが好きだったんです。」と言う稲尾さん。
3歳のときから、親がSNSをしているのをずっと覗き見していて、7歳のときにはもうDiscordというSNSでゲームのコミュニティに入っていたんだとか。
そんな稲尾さんは、中学2年生のときに、部活での揉め事をきっかけに、学校をお休みしていた期間がありました。
そのときも、SNSの存在に助けられたと言います。
「休んでいる期間は、野球や剣道の仮想チームを作ってSNSに投稿して遊んでました。いいチームを作ると褒められたり、良くないチームのときは、次は頑張ろうと励ましてくれる人がいました。その時の僕には、その存在がすごく励みになりました。」
とにかく稲尾さんの人生にとって、SNSは切っても切り離せないものでした。
批判も多かったけど、諦めたくなかった
小説のSNSの終了後、物流系のスタートアップに入社した稲尾さん。
それでも、やっぱり自分で起業したい、という思いが離れず、再度起業し、「Plaly」を作ることを決意しました。
ですが、周りの声は、賛成意見ばっかりではなかったと言います。
「絶対失敗する、今の時代はC向けじゃなくてB向けだよ？、というか就職しなよ、などたくさんの声がありました。それでも僕は諦めたくなかった。SNSで繋がることで、得られることも多い反面、周りの目線を気にして肩身が狭い思いをしている人も多いと思うので、そういう人たちのためにPlalyは絶対に成功させたいです。」
お葬式にたくさん人がきてくれるような人になりたい
様々な経験を経て、新たなサービスに取り組む稲尾さん。
将来はどうなりたいですか？と質問すると、即答で「将来はまだ分らないですね、したいことも変わってくるかもしれないので」と答えてくれました。
「ただ、ひとつ思っているのは、葬式にたくさん人がきてくれるような人になりたいです。僕のおじいちゃんの葬式には、3000人くらいの人が来てたんです。僕が死んだときにそのくらいたくさんの人が葬りにきてくれるように人との繋がりを増やしていきたいです。」
SNSというものと共に生きつつ、とにかく人との繋がりを考え続けてきた、稲尾さん。
そんな稲尾さんだからこそ作れた、匿名で始まり、匿名で終わる10人だけのクローズなコミュニティ「Plaly」是非注目してください！
登録や、情報は以下にて。
稲尾さんTwitter
Plaly Twitter
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