君は忙しくない。時間をコントロールする方法
えー今回はですね、時間の有効活用を人生のテーマに生きていることで
有名なローラ・ヴァンダーカムさんのプレゼンテーション。
「自由時間を上手に使いこなす方法」を解説します。
TED talk では960万回再生、YOUTUBEでは500万回再生(2020/2月現在)
何かすごいことを言ってそうでしたが。実際はかなりシンプルでした。
忙しいあなたにも時間がある！
こんな事言っている人いませんか？
「1日24時間以上時間があればいいな。」
「やりたい事がたくさんあるけど、忙しすぎてそれどころじゃない。」
気づいたら１日が終わっている社会人の皆様にはもちろん、
暇なはずだけど何故か時間が無い僕みたいな人におすすめの内容です。
あなたは本当に忙しいのか？
ローラさんは改めて問います。
私も社会人になってから朝から夕方まで仕事。
自分の時間を見つけるのはmission impossibleのように感じます。
ここで、ローラさんが畳みかけてきます。”あなたに時間はある”
ノートの内容
・「時間が無い」のは「優先事項じゃない」から。【黄金方程式】
・家の水道管が破裂して水浸しだけど、忙しくて何もしない人はいるか。
・生きたいように生きるためには金曜日に来週の予定を作る。
何かを成し遂げるには、時間を節約しておくことが必須！
やりたいことをやるために他の時間を必死に割いて時間を確保しなきゃ！
というような考えは全然見当違い。
ローラさんは家事、育児、仕事、副業を兼務している選りすぐりの無茶苦茶多忙な女性26人の1001日間の行動を１時間毎に調べたそうです。そしてこんな事実が浮かび上がる。
あれ？忙しくても時間は作れるんじゃない？
多忙を極める主婦を例としてとり上げています。
ある週の水曜の夜に突然家の水道管が破裂して地下が水浸しになってしまったといいます。主婦は修理屋を呼び、諸々の修復には7時間もかかりました。もしこの女性がその週の初めにこのような質問をされていたらどう答えているだろうか。
「今週、7時間かかるけどトライアスロンの体験をしてみない？」
「今週、7時間ほど7人の部下に指導する時間を作れますか？」
「今週、7時間ほどのプログラミング基礎コースを受けてみませんか？」
もちろん答えは「NO、私は忙しい」
この主婦にはお気の毒ですが多忙を顧みず水道管は破裂しました。返さなければいけないメール、夕飯の支度、家計簿、資格の勉強、テレビドラマ、スケジュールはみっちりだったと思います。それでも家の水道管を治すために時間を見つけなければならなくなった訳ですが、なんと7時間も時間を見つけた。あれだけ忙しいはずだったのに７時間も見つけたんです。
「時間には柔軟性がある。」1日24時間は伸ばせないですが、時間の使い方は自由であるという事をローラさんは言っています。
やるべき事の優先度を破裂した水道管を治すのと同じにすればいい。
それが時間をコントロールするカギとなります。
ずばり時間がないという事は優先事項じゃないということです。
＝やりたくない事である。
今から部屋掃除をやってみてください！と言われたらどうでしょう。「時間が無い」と言うでしょう。では、部屋掃除をすることによって１0万円貰えるとしたらどうでしょう 皆さん電光石火の如く掃除に取り掛かると思います。
時間はあるがやりたくない。今じゃないと感じているだけなんです。
そしてローラさんは具体的にやるべき事を最優先事項にする
メソッドを紹介しています。
僕は「未来自己評価メソッド」と勝手に命名します。
未来の１年間で自分がどのような素晴らしい成果を上げたか書き出します。
会社の売り上げ目標を立てるような逆算法ですね。未来の一年間を素晴らしいものとした自分の行動を仕事面と私生活の面でそれぞれ３つから5つの出来事を挙げてください。ここではざっくり資格名や数字を入れると良いです。
仕事面：
・未開拓の業種に営業（新規３件受注）
・手書き文書に強くなるため漢検２級取得
・英語力強化で海外取引先との関係を更に円滑にするため英検1級取得
私生活：
・筋トレを継続するため、ベンチプレス100kgを目標とする。
・ＴＥＤトークを見る。為になった教えを動画で解説する（動画24本）
・日常での気づきや学びをnoteの記事に書く（24本）
ざっくりとして行動が見えてきたら
ここから具体的なスケジュールを組んでいきます。
スケジュールは金曜の午後に来週の計画を立ててください。
「金曜だ！よし、最優先事項のために時間を使うぞ！」なんて言わないと思います笑。だらける予定だった金曜の午後に時間を見つけてください。これ最初はかなりめんどくさいですが金曜日にやる癖をつけると、ただの勢いとノリで意識高くなった場合と比べて断然行動しやすいです。来週１週間のスケジュールを見ながら以下の３つのカテゴリー（仕事／人間関係／自分）で優先事項を各1-3個あげて考えましょう。ほとんどの人は仕事についてはよく考え、人間関係や自分についての目標は考えません。
①仕事
②人間関係
➂自分
僕の経験上、くそしょぼい課題を己に課す事をおすすめします。本当にくそしょぼい内容をおすすめします。英単語１日で50個！とか言って1年間できる人は正直スーパースターです。事実、スケジュールを組むうえで人よりもハードな生活を送る人もいると思います。社長と新卒を比べたらまた違う世界になると思います。
ただ、ローラさんはこんな数字で勇気づけてくれます。「１週間は168時間」仕事は週に40時間そして睡眠は8時間毎日じっくり寝ても余りが72時間もあります。
正直私は最初ピンときませんでした。毎日が本当にすぐに終わってしまうので１時間の重さもよく考えずに生きていました。でも今一度考えてみるとものすごい時間があるのかもしれないと気づきました。1本2時間の映画を１週間に36本も見れる計算になります。１週間で僕のいままでの人生で見た映画本数を超える。（恐ろしい）
週に50時間働いたとしても残り62時間
週に60時間以上働いとしたら残り52時間
それ以上働いている人もいると思いますが
ローラさんは冗談交じりに週に75時間以上働いたと申告したグループは実は25時間が盛られていたという研究がある。と言います。
ちょっと働き方を見直してみてください。
スケジュールを作ってみると時間がある事に気づいてくると思います。
ジョギングしたり、ジムにいったり、テスト勉強をしたりする時間があったと思います。ずっと話せていなかった友達と会ったり、絵を描く時間だってある事に気づくでしょう。
通勤時の電車の中で英単語アプリをやったり。
週末に図書館で本を読んだり。
昼休みに瞑想したり。
忙しくて家族と夕飯がとれなかったら次の朝に家族と朝食をとるのはどうでしょうか。
１年後のあるべき姿から逆算して優先事項をリストアップし、新たな週が始まる前の金曜の午後にスケジュールに優先事項を散りばめていく。
改めて考えさせられました。なぜ人々は忙しいのか。そもそも本当に忙しいのか？ローラさんの言葉を借りて終わります。
やるべきことに集中すれば、あなたが生きたいように生きれるようになる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？