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書く内省日記1〜書く効果〜
ある日の夕方。駅前で空いているのカフェを探して入る。いつものように大きめのアイスコーヒーを買い、テーブルがある椅子に座る。体に溜まったモヤモヤをふぅーと吹き出し、体の緊張を解く。カバンから持ち歩いてるA6サイズのメモ帳と緑のボールペンを取り出す。いろんな文房具や電子ノートを試したが、結局これがしっくりくる。ボールペンを手に取り、頭に浮かんだことを書き出す。紙に書く感触がスイッチになり、書く作業に集中できる。
体調を崩して仕事を休んだ時に始めた「書く」作業。少しでも楽しめるよう、自分の気に入ったスケッチブックを買い、好きな色のボールペンを数種類揃えて、その日出来たことと感じたことをメモすることにした。大きな1ページに当初はたった少しの言葉しか書けなかった。気分がのらず、白紙が続く日もあった。無理せず自分のペースで書いた。
初めて2ヶ月ほど経った。言葉は出にくいままだが、書いている間は他のことを忘れるようになった。また今まで頭の中に溜まっていたことが、書くことで外に出され、頭が掃除されスッキリする気もした。白紙の部分が少なくなり、色鮮やかになった。それを見るだけで充実した生活を過ごせている感じがした。
あれから約2年半。4色のボールペンを使い分け、毎日記録をつけている。それ以外にも自分の感じたこと、妻との会話での気づき、子育てでの悪戦苦闘、など書きたいことが頭の中に溢れている。あいた時間を見つけては何かを書いている。今日もアイスコーヒーがなくなる頃には、A6のメモ帳が何枚も言葉でいっぱいになった。
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