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映画鑑賞 #すずめの戸締まり
12月2日に、「すずめの戸締まり」という映画を見に行きました。
平日にも関わらず多くのお客さんが劇場に足を運びにきていて、
「すずめの戸締まり」の人気を実感しました。
新海誠監督の作画のこだわりや音楽のタイミングは圧巻で、212分があっという間に感じました。
あらすじ
日本各地の廃墟にある災いの元となる「扉」を閉めるために、主人公の鈴芽と閉じ師である草太が旅をしながら奮闘する。
扉を閉じる旅の中で鈴芽たちは、いろいろな人たちと出会い温かさや優しさを知る。
そこから、身近な人や自分を大切にしようということに気づいていく。
※ ここからネタバレも含みます
〈作品について〉
鈴芽の凄みとヤバさ
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鈴芽は九州に住んでいる少女。ある日、草太と街ですれ違うことから物語が展開される。そこで鈴芽は草太とすれ違い、昔どこかで会ったことがあるかのような違和感を覚える。ここで、鈴芽のすごいところは思いたったことを後先考えず、すぐに行動に移すところです。フィクションだからといっても現代でここまで行動力のある人はすごいなと思いました。僕も、街を歩いている時などたまにこの人どこかで見たようなと思う時はありますが、声をかけようとは思ったことがありませんでした。そう考えるとガチで鈴芽はヤバいです。
そこから、草太と出会い何の計画性もなくTwitterの情報を頼りに日本各地を旅していく様も鈴芽のすごさというかヤバさが感じ取れます。
僕もこんなヤバい人になりたいと思いました。
ダイジンについて
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扉の災いを守るためにある「要石」を鈴芽が抜いたことで封印が解かれた猫のダイジン。草太を椅子に変えてしまったことから、最初なんだコイツと思いました。しかし、物語が進むにつれてダイジンは「鈴芽の子供になりたかった」という強い願望から、邪魔者である草太を椅子に変えたということがわかりました。ダイジンは封印されている間、ずっと寂しい思いをしていたんでしょうね。そんなダイジンが最後に鈴芽のために再び要石に戻ると言った時は感動しました。しかし、仮にダイジンが要石としての役割として生まれたのでなく、草太のような普通の人間や猫だったなら、もう少し鈴芽たちはダイジンを大切に扱っても良かったのではないかと思ってしまいました。
友達思いで良いやつ芹澤
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本作人で個人的にとくにカッコいいなと思ったキャラクターです。
草太と同じ大学で、一緒に教員を目指す芹澤。彼は、見た目こそチャラい雰囲気の大学生ですが友達思いのめちゃくちゃいいやつです。友達のためにあそこまで頑張れる人はなかなかいないです。これこそ、人は見かけで判断してはいけないの典型的な例だなと思いました。
芹澤は物語で結構いい役目を果たしていて、鈴芽と鈴芽の育ての母でもある環さんの関係をうまく取り持とうとするところは良かったです。
また、昭和ソングを好んで聴いているところもギャップを感じて魅力的なポイントの一つです。
まとめ
今回の作品は、自然災害と日本の都市伝説を掛け合わせた物語になっていて、フィクションなんですがどこかリアリティを感じられるような内容でした。作品の聖地にも是非行ってみたいという気持ちになりました。
内容の深さから1回見ただけでは理解ができず、2回3回と見ることをお勧めします。
今回の映画では、身近にいる人はもちろん、自分も大切してあげてほしいというメッセージがあるように感じました。この作品を見終わった時、他人にも自分にも優しくなれるような気にさせられます。それぐらい、温かさを感じる作品です。
人のつながりを生むためには、やはり鈴芽のような行動力は重要なのでしょうかね、、、、、、。
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