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ハイキュー!!

人生のバイブル

突然ですが、皆さんには「人生のバイブル」と呼ぶ作品がありますか。それは、小説かもしれないし、ドラマかも、音楽かもしれません。GTOや金八先生、ごくせんといった学園ドラマやサンボマスター、FUNKY MONKEY BABYSといったバンドマンの音楽観でもいいですね。
     私の「人生のバイブル」は、【ハイキュー!!】です!
今回のnoteでは、そんな私が愛してやまない漫画の中から、常に心に刻んでいる名言を3つ紹介します。

ハイキュー!!

ハイキュー!!という漫画を聞いたことのある人もない人も。見たことある人もない人にも伝わるように簡単なあらすじを紹介します。前回同様、サイトの引用をします。ご了承ください。

偶然高校バレーのテレビ中継を見かけた小柄な少年・日向翔陽は、「小さな巨人」と呼ばれる低身長ながらもコートの上で大活躍する選手の姿に憧れを抱く。そんな、日向は中学時代、部員集めに苦戦しながらもやっと3年の夏にメンバーを集めて公式戦に初出場し、強豪・北川第一で天才セッターとして君臨する影山に惨敗し、中学での3年間を完全否定される。烏野高校に進学した日向は、高校でリベンジを果たす筈だった影山とまさかの同じチームになってしまう!個性豊かなメンバーが揃った烏野高校バレーボール部は、全国大会優勝を目指しライバル達と熱い闘いを繰り広げることになる。

①「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」


単行本17巻より

この言葉は、青葉城西高校の主将、及川徹が烏野高校との春高予選準決勝でのシーンで登場します。いつも冷静で自身に満ち溢れている及川は、血のにじむ努力を重ね、高い実力を付けてきました。「才能は、勝手に開花することはなく、自らの手で開花させるものである。」「センスは、勝手にキラキラと光るのではなく、自らの手で磨くものである。」このように、このセリフから、「秀才」であり続けるためには、努力を怠らず、自己研鑽を続ける重要性が描かれています。はたから見ると、あなたの周りにいる【天才】に見える彼、彼女たちも、地道な努力を惜しまず、苦しい道を乗り越えた結果、今その地位を獲得しているかもしれませんよね。そして、私もそうでありたいと肝に銘じています。

②「ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか」


単行本30巻より

この言葉は、烏野高校の2年生、田中龍之介が稲荷崎高校との全国大会2回戦でのシーンで登場します。試合で不調が続き、対戦相手のレベルの高さや、チームメイトのような突出したスキルを持ち合わせていない自分自身を悟り、ネガティブな思考回路に陥ります。そこで、この気持ちを跳ね返すためのメンタルの強さから、自身を奮い立たせる瞬間の言葉なのです。私も幼い頃から、「器用貧乏」であることを自覚しており、時折メンタルがマイナスになる時期がありました。そんな自分自身の経験と照らし合わせ、このシーンに対する共感の想いが強くあります。

③一瞬だけでもヒーローになれるんじゃないかって 勘違いしてたんだなあ


単行本31巻より

この言葉は、烏野高校の2年生、木下久志が稲荷崎高校との全国大会2回戦でのシーンで登場します。類まれな才能に恵まれた1年生との差を自覚しながら。努力を重ね、自らの道を切り開いた同級生のレギュラーメンバーを見ながら。そして、いざという時に駆り出され、短い時間で結果を残した控えメンバ―をたたえながら。自分自身も劇的な活躍ができると心のどこかで期待し、現実を突きつけられてしまったシーンが描かれています。就職活動を通して、周囲のメンバーの影響を受け、自分も遠い存在だった憧れの企業に入社できるんじゃいかと淡い期待を頂いてる時期もありました。私にとって、組織での活動を象徴するワンシーンだったように感じます。

最後に

今回は、私の大好きな漫画である「ハイキュー」からお気に入りの3シーンを紹介しました。まだまだ好きなシーンが盛りだくさんの漫画なので第2弾もしようかなと。今回の3選に、主人公の日向と相棒の影山が登場しないように、1人1人のキャラクターに個性があり、人間ドラマが描かれているのが一番の魅力かなと思います!最近になって、映画になるなど、まだまだ注目されるハイキュー!!をこの機会にぜひ好きになっていただきたいです。


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