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怨みと報いは布施で消える/仏教、写真

自分にとって都合の良い報いを得る事を

考えている時点で

そんな報いは 仏様は与えません。


何故なら相手の為に何かを施したならば

それがもう既に私にとって幸福であり

それがもう善なる報いなのです。


施しは無条件の慈悲の思いから表れるものです。

相手の幸せを願う

貴方のその心自体が

幸せであり善果が生まれるのです。



人を怨み憎む心というのは自他共に

苦しく辛いものです。

それを消そうと思うと

これは中々消えるものではありません。


断食をしたり火の中に入ったり滝行をしたり

永遠と瞑想し、そうして社会から離れ修行して

していれば亡くなる頃には煩悩も

消えるでしょうが

社会の中で生きているならば

それは不可能です。


この社会の中でそんな負の心をなくすには

もっと最短な方法があります。

それは人の為に施す事です。


人の幸せを願い人が救われていくために

この身命を使っていく、そうしていくうちに

人の心は優しく穏やかになり

人を恨む気持ちなど知らぬ間に

消えていくのです。


何故なら慈しみの思いが心に充満しているので

負の感情が入る隙がありません。


何ごとも頭だけで考えているのではなく

行動していく事です

仏教は特に実践してみて理解する事が大切です。


自分の為だけにご飯を食べるのではなく

分け与えていくとか

何かを買うのであれば

誰かにプレゼントしていくとか

辛い思いしてる人がいるならば

安心出来るまで話を聞いてあげるとか

人の為に出来ることは様々 沢山あります。


これを仏教では布施と言いますが

この布施が怨みを必ず消します。


怨みを起こした事でそれに伴う出会いや

出来事が起こりやすくなり

苦しみが多くなります。

だからこそ布施をして人を思っていく、

人の為に施しをしていく、

そういった布施をすれば

悪いことが起きる元を消すことが出来るのです。


何故なら布施をすることで

調和が生まれるからです。

そうするとこの世の軌道に入ります

調和こそこの世の真理なのです。



「いや、それは違う

  布施をする以前に怨みを消すほうが先決!!」


というならばやってみてください

一生で消えるか消えないかだと思います。

痛みや苦しみに堪え忍び続ける日々は

悲惨なものです。



布施についてはこちらに詳しく
書かせて頂きました。




























































































































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