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束の間の癒しキッズたち。

推しの女の子がいる。常連ママの娘さんで、小2の女の子。
幼気で、私に懐いてくれているので可愛さ増し増し。
書き物をしていた。
『ワァーーーーッ!!』子ども特有の遠慮も容赦もない大声に驚き、複写紙を1枚ダメにしてしまった。
すかさずママがたしなめる。
女の子はアハハハッと笑いながらヒョイッとカウンターの下に隠れた。
そしてそーっと顔を出すとまた隠れる。
私も椅子から降りてしゃがみ込む。同じようにゆ〜っくり顔を出してサッと隠れる。
別のお客さんがくるまで、飽きもせず繰り返しては楽しむ。最後はいつも大きく手を振ってバイバイ!

とある日の夕方。
お母さんと、8歳くらいの男の子。
男の子が『あっ、宝くじだ!なんか買って、買って!』と母にせがむ。
お母さんが『どれにするの?どれ?数字選ぶ?紙のにする?スクラッチ?どれよ?』
『う〜んとぉ…』すぐには決まりそうもないので、私は会話を聞きながら手元の仕事を進めていた。
『何がいいの?何が欲しいのって』
『ボクは夢が買いたいんだよ!!夢を買って夢を見たいの!!』聞いていて一笑してしまう。
なかなか決まりそうもないので声をかけてみることにした。
『ボクは夢を買いたいの?だったら、スクラッチだとすぐに夢が終わっちゃうかもしれないから、紙のクジはどぉ?これだと、発表がまだまだだから、夢を見ている時間が長くなるよ〜』
『じゃあそれにする!』
3枚買うことを決めた男の子に、端数の紙クジを扇状に広げて選んでもらう。
『いい夢が見れるといいね〜』
『うん!!』男の子は得意げな顔で帰って行った。

子ども相手は癒し時間だなぁ…

アニメ ONE PIECEの話し。
パパと来た男の子が『ニカだ!ニカ、ニカ、パパ、ニカ買って〜』と言っている。
人見知りをしない子なのだろう。
私に向かって『ニカだよね!』と言ってきた。
『そうだよ!ギア5(フィフス)!』と私。
『あっ!マルコもあるじゃん!マルコはなんのマルコと呼ばれてるでしょうか?』突然クイズをふっかけられた(笑)
『不死鳥マルコです!』
『ピンポン!』
パパが私に『詳しいっすね』と言ってきた。
『そうでもないんですけどね』
男の子が『じゃあ、マルコのいた海賊団はなんでしょうか?』
『白ひげ海賊団です!』
『ピンポン!』
『マルコの悪魔の実はなに系ですか?』
『うーーーーーん、パラメシア?』
『ブッブー!ロギア系でした〜』
『参りました。負けました』アハハハッ。
小学生相手にちょっとだけ悔しくなってしまう(笑)

同じ日、今どきポロシャツの襟を立てすぎな
初老の男性が、『ロト6の2等は、理論値だといくら?』と唐突に聞いてきた。
唐突すぎてすぐに理解できず(リロンチ…??なんそれ??)間が空く。
『いくら?ロト6の2等だよ!』
そこでやっと、あ〜理論値ね!と理解できた。
(いきなりそんな質問してくる?スマホ見れば〜)と言いたくなってしまう(笑)
私もそこまでは覚えていないので、パンフを取り出して説明をした。

大人相手はこれだからゲンナリしてしまう…
理屈っぽいことばかり言ってると当たりませんよ〜(笑)

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