真・三国無双2をレビュー


私が初めてプレイした無双

三國無双、真・三国無双1はプレイしていないので、2からで。
真・三国無双1は人がやってるプレイと説明書は見たことあるので、ある程度比較はできる。
2のXbox版もあるが追加アレンジもありプレイしてないので、触れないでおく。猛将伝はプレイ済みだが、後日レビューする


〇ゲーム情報

  • ゲームハード PS2 アーカイブス配信

  • 値段 6800円 廉価版3980円、定番シリーズ1980円 アーカイブス1429円。

  • ジャンル アクション

〇ゲームの登場人物


3つの軍から構成する三国と他(この3つのどこの軍にも属さない人に構成される)。
曹操、孫権、劉備、諸葛亮などの三国志を語る上でキーパーソンとなる人物や呂布や関羽などの猛将はもちろん、三国志のゲームとなるとヒゲのおっさんばっかりというイメージだが、このゲームはヒゲのおっさん以外にもイケメンや美女がいて、独自の世界観を敷いている。
あとこのゲーム独自の個性を持った人物もいる。
〇魏(曹操軍)

  • 曹操 曹操軍の総大将。三国の三英傑の1人。カリスマ性があり、優秀な人材を集めて天下統一に近づこうとする

  • 夏侯惇 曹操の側近で曹操を孟徳と字呼びをし、対等に接する。史実ではとあることで隻眼になるが、このゲームは最初から隻眼。

  • 夏侯淵 曹操の側近で、夏侯惇の従兄弟。ずんぐりむっくりの体型の典型的ヒゲのおっさんだが、弓が得意。史実の影響か弓防御がかなり低いのが難点。 

  • 張郃 美しいものが好きなナルシストな細身の男。これは無双独自の設定。袁紹軍出身で曹操から引き抜かれた

  • 張遼 カイゼル髭の紳士的でおじさん。超有能なのに董卓や呂布の部下でとことこ上司に恵まれない男。しかし、呂布の敗死後、曹操に引き抜かれ、17年後の合肥の戦いでは・・・?

  • 徐晃 白い頭巾被った男。何かと武!と言う。

  • 典韋 スキンヘッドのイカつい男で海外で人気があるらしい。敵将を討ち取った時、「いっちょあがりだぜ!」と独特の言い回しをする。夏侯惇の目に留まり、曹操の部下になり、許褚とは親友。最後は・・・?

  • 許褚 典韋の親友の男。何故かこのゲームだと肥満体型でゆっくりとした話し方の男。見た目のどおりのパワー系で歩く速度や攻撃速度が遅い。兎に角移動が遅いので、鐙がないうちは移動にストレスたまるので、後回しをおすすめする。声優が周瑜と同じなのが驚かされる。

  • 司馬懿 高笑いが特徴的な曹操軍の軍師だが、実は野心家であり、曹操時代は曹操に従い大人しくしてるが・・・?

  • 甄姫 曹操の息子、曹丕(当時はモブキャラ)の妻。いかにもチャイナ系スレンダー美女。このゲーム独特の世界観を出している

〇呉(孫権軍)

  •  孫堅 呉の基礎を築いた男。家族思いの男で、名誉などには関心が薄い。とある戦いで玉璽を見つけるが・・・?史実だと早々に退場してしまうが、このゲームだと三英傑扱いで、三国擁立しても総大将として生きてるなんてよくある

  • 孫策 孫堅の長男。父の後を継ぎ、建国しようとするが、志半ばで亡くなる。リーチが狭く、彼の筋肉は結構見掛け倒しで攻撃速度早い方だが、ダメージは小さすぎて今作は敵は硬めなので撃破数が稼げないし、無双乱舞もあまり強くないし、弓にも弱く、特に高難易度で彼を使うには育成はもちろん、運用にも結構愛が必要。

  • 孫権  孫堅の次男。碧眼の男で、父や兄の後を継ぎ、念願の呉を建国し、皇帝になる。曹操や劉備より1世代年下だが、三国の三英傑の1人。酒で失敗しやすいのが玉に瑕。

  • 孫尚香 孫堅の娘で、孫策、孫権の妹で劉備の妻。弓腰姫と呼ばれているが、圏という丸い刃物を武器にしている。父や兄たちを見ているので、かなり男勝りの武闘派美女。

  • 周瑜 美周郎と言われてるのでイケメン。孫策とは親友。レッドクリフでは主要人物になっている。軍師だが、今作での武器は剣で剣も扱いやすく、振りもそこそこ早く、癖が少ないアクションで初心者向け。

  • 黄蓋 孫堅、孫策、孫権と三代に仕える老将。筋肉ムキムキじいさんのくせに何かと露出度高いが衣装が多い(誰得?)、孫堅の子ども達3人を自分の孫のように暖かく見守っている。赤壁の戦いでは・・・?

  • 呂蒙 文武両道の男で甘寧をよく抑えている。見た目もおじさんで性能も振りがやや遅いだけで、突出した能力もないバランス型でやや地味。関羽との戦いの後は・・・?

  • 甘寧 鈴をつけた上裸の男で元海賊。このゲーム独自の個性として、ヤンキー気質。かなり強力な武将(特に無双乱舞は緊急回避がしやすい)なので初心者向け。

  • 太史慈 鎧を着込んだ大男で、孫策と戦い、部下になった。見た目通りのパワー型。太鼓が得意らしい

  • 陸遜 夷陵で劉備を追い込んだ軍師。火計が何かとお気に入り。しかし、晩年は・・・?攻撃力が低めのスピード型で火力の低さに悩まされがち。

  • 大喬 二喬のいう姉妹の長女の方。孫策の妻。姉妹揃って、美女で赤壁で曹操が戦争を引き起こす要因の一つになってしまったが、それ以外、表舞台には出ていない。やはり美少女でこのゲームの独自の世界観を出している。まだこの頃は人格があまりハッキリしておらず、変に無邪気で個人的にはあまり好きではない。

  • 小喬 二喬という姉妹の次女の方。周瑜の妻でロリ系美女。レッドクリフにも登場した女性で姉妹揃って夫は早くに亡くなっている。姉とはアクションでの差別化はできてるが、性格は似たり寄ったりである。 

〇蜀(劉備軍)

  • 劉備 劉勝の末裔。関羽、張飛と3人で死ぬ時は一緒と桃園の誓いを果たし、義兄弟の長男となる。3人の中では1番が線が細い男。若い頃は流浪の人生を送り、やっと劉璋との戦いに勝ち、自分の領地を取れたが、桃園の誓いは・・・?

  • 関羽 軍神と呼ばれる、桃園の義兄弟の次男でトレードマークのヒゲの大男。1番史実に近い姿の武将かもしれない。曹操にどんなに高待遇を受けても、劉備に付く義に厚い男。良くも悪くも周囲への影響が大きく、最後は・・・?

  • 張飛 桃園の義兄弟の末っ子。感情的な豪傑。酒での失敗が多く、パワハラ気質なところもあり、劉備や関羽に諌められることも多く、最後はそれが災いしてしまう

  • 諸葛亮 三国志で三英傑の他にキーパーソンとなる人物。性格も賢く、礼儀正しく、姿もほとんどブレが少ない。周瑜と魏延とは仲が悪い。劉備とは水魚の交わりで軍師となり、赤壁での活躍、持ち前の知性で蜀も獲得し、夷陵の後は劉備に後を任され、南蛮、街亭と戦い、五丈原での彼の死で今作は終わる。ただ、あまり人を見る目がない。使用感も羽扇で攻撃力も貧弱で強攻撃も火力がなく、司馬懿のようにビームをばらまくことも無く、太いビームを一直線のため、リーチは狭く、使いにくい上級者向け。

  • 趙雲 毎回三国志作品だとおっさんだが、今作は毎回、礼儀正しい超美男子に描かれている。やはり、槍は1級品の豪傑で生年は不明なのに関羽や張飛より若く描かれている。

  • 馬超 西涼出身の特徴的な兜を被った男で、槍が得意。とあることで、曹操への復讐に燃える。騎馬攻撃は最強クラスだが、弓に弱く、落馬と同時に大ダメージを受ける。アイテムでのカバーは必須。

  • 黄忠 弓が得意な老人で、老人扱いされるのを嫌う、プライドの高さを持つ。夏侯淵とは・・・?

  • 魏延 片言で言葉を話す、筋骨隆々の仮面の男。反骨の相があると諸葛亮から嫌われるが、劉備から信頼されている。劉備が願った世のため、劉備が亡くなったあとも、諸葛亮には従っていくが、不満を募らせている。

  • 龐統 顔を隠した魔法使い風の軍師の男。飄々とした性格で劉備にも敬語を使わない。赤壁でも活躍したが、しかし、劉璋との戦いでは・・・?

  • 姜維 青年が分かってる中では一番若く、三英傑の中では劉備、曹操からしたら孫世代(当時は40代でも孫がいるのは当たり前なので)、孫権でさえ子世代で孫策や呂布など彼が産まれる前に亡くなっているくらい若い。北方の出身で最初は魏にいたが、諸葛亮に才能を認められ、諸葛亮を尊敬し、弟子になるが、結構しつこい性格で祖国である魏を滅ぼそうと躍起になるが・・・?
     〇他(どこにも属さない人々)

  • 貂蝉 王允の養女で、董卓と呂布を引き裂くために送られた舞姫。呂布は彼女が大好きで、董卓を裏切るキッカケになる

  • 呂布 今作のパッケージの男。いつも触覚のようなものがトレードマーク。赤兎馬に乗り、武術も弓術も防御も桁違い。虎牢関では特に強く、戦うなと度々アナウンスがあるので、レベルが低いうち、初心者は素直に従おう。自分が使うとなると振りの遅さは若干気になるが、力も強いし、足も早い。しかし、彼は知性はなく、次々と人を裏切って自己中かつ、傍若無人な性格が災いしてか、孫策より早く退場したので、三国志の世界は武力だけではやっていけないことがよくわかる人物。

  • 董卓 いかにも悪役ヅラの太った男。その風貌から呂布、曹操を始め、OROCHIでは鍾会や小少将までにも豚と言われている。独裁者で皇帝まで変えてしまう傍若無人ぶり。しかし、最後は自業自得に近い

  • 袁紹 何かと名族とプライド高く、黄巾の乱や虎牢関では活躍する。虎牢関では呂布は無視しろとアナウンスしてくれることが多い。初心者、高難易度、レベルが低いうちに素直に従っておこう。曹操とは幼なじみだが、考えが異なり、対立してしまう。

  • 張角 いかにも魔法使いのような風貌の人を救うという名目で黄巾党を立ち上げる教祖サマ。三国志の最初の的だが、一概に悪人とは言えない。無双モードでは1番最初のボスになることが多いため、早々に退場する。癖があるモーションで攻撃も当てにくく、攻撃範囲も狭く、包囲にも弱いので、運用には愛が必要

  • 孟獲 南蛮王。南蛮の人々には家族として、家族愛の深い人物。恐妻家。諸葛亮には7回も負けて、諸葛亮に従うことになる。最初から何もしなくても象に乗る事が出来る。許褚同様に足がとても遅いため、鐙がないとストレスが半端ない

  • 祝融 南蛮王の妻。姉御肌で夫も頭が上がらない。夫同様、何もしなくても象に乗ることが出来る。今作はリーチも狭め、火力不足、癖のあるアクションなので、上級者向け。

  • 伏羲と女媧 神話の神。無双モードで厳しい条件をクリアし出現する。ストーリーには全く関与しない。

  • モブ武将  三国志には登場するが上記の武将では無い、固有の顔がない武将。自分で操作はできない。今作は全身を鎧でガチガチに固めた猛将タイプ、アンテナが生えた帽子?を被ったゴキブリタイプ、文官タイプ、南蛮タイプと4タイプがいる。無双武将よりは弱いので、味方なら無双武将以上に気を配り(特に最強武器が欲しい時)、敵ならさっさと倒してしまおう。弱いと侮って残しておいても、どんどん味方を倒して、士気をゴリゴリ削らされる侮れない存在

  • 一般兵 戦場に大多数いる、俗に言う雑魚。このゲーム、結構硬いので、親衛隊など階級の高い敵だとなかなか倒れない。

〇ゲームの流れ

どの無双もハードが変わっても十字キー、スティックで移動、左ボタン(□)で弱攻撃、上ボタン(△)で強攻撃、右ボタン(〇)でゲージ満タンで無双乱舞(発動中の無敵の必殺技。今作は満タンでないと貯める。貯めてる時は隙だらけで敵に攻撃されると中断)、下ボタン(×)ジャンプ、動物に乗る、降りるは同じ。
左ボタンを押す回数で強攻撃のアクションもそれぞれ変わる。
これさえ覚えればアクション苦手でもほぼ、楽にできる。私も実はアクションは苦手。
 攻撃力を上げる、最初から動物に乗れる鐙をつけられるなどアイテムを確認し、護衛兵の人数、勝敗条件、味方、敵を確認し、味方武将を守りながら、敵武将を倒し、勝利条件の総大将を倒すのがこのゲームのやり方。
総大将を倒せば他の敵は残っていても構わないが、余裕があったり、経験値が欲しければ全滅も狙いたいところ。
〇モード説明

  • 無双モード 武将それぞれが主人公になり、その武将視点で物語が進むモード。横山三国志だと劉備や諸葛亮の視点が多く、曹操は悪役だったが、このゲームだと曹操の視点から三国志を楽しむことが出来たり、横山三国志ではあまり語られない、呉の視点から楽しむことが出来る。孫堅など史実だと早々に退場してしまう武将や姜維など若すぎる武将はオリジナルストーリーやifなことも多い。他勢力はフリーモード限定で猛将伝(後日レビューします)に無双モードがあるので、今作は無い。これをクリアしていくと使える武将を増えていく

  • フリーモード 自由に選べるモードで姜維で黄巾の乱などまだ生まれてない、孫堅や呂布で五丈原など史実とは関係なくステージを選べるモード

〇個人的評価

評価はS(最高)→A→B→C→D→E(最低)

  • ストーリー S

  • グラフィック(当時基準) B

  • ゲームバランスや難易度 C

  • 操作性 S

  • 世界観 S

  • BGM S

  • ゲームの面白さ S

  • やり込み要素 S

  • 適正価格 4000円(廉価版と同じくらいの値段

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