新しい創作の構想

どうも、ハタガミです。

また新しい小説を一から書こうと思っているので、その構想について皆さんと共有していこうと思います。

今回書こうとしているのはファンタジーモノです。
バトルもあるのですが、とにかくファンタジーなので現代とは世界観が全く違い、その説明をどこかに挟まなければなりません。

ただ、それを序盤にやってしまうと、読者はついてこれません。
何せ設定の羅列を見ているのですから、つまらないことこの上ない。

なので、設定はあくまで小出しにして、まずは出てくるキャラクター……特に主人公を読者に好きになってもらう必要があります。

これがまた難しいんですが、自分なりに欠かせないことやしてはいけないことをピックアップしてみます。

  • 主人公はさっさと登場させる

  • 設定よりも心情描写を入念にする。

  • 設定の説明はストーリーの必要最低限にとどめる。

  • 読者が楽しむための展開を盛り込む

  • 主人公の性格を示すイベントを詰め込む

  • ヒロインとの邂逅

こんな風に、読者には見せなければいけないシーンがたくさんあります。

もちろんこれらは絶対に必要というわけではないのでしょうが、私の場合こういった制約が無いとかなりつまらない作品になってしまうので、これらのテンプレートを予め決めて執筆しています。

構想段階では、これらの制約は特に重要になってきます。
世界観の設定はエピソードで見せていくべきなのですが、どうしても本筋のストーリーに絡められず、序盤に説明したくなります。

それらを回避するために、今までは予め設定をかっちりと決めて置き、それらが機能するキャラクターのエピソードを考えていきます。そこに設定の説明を交えようと考えていました。

しかしこの手法は、まるで上手くいきませんでした。
設定に縛られて、ストーリーが広げられなくなったのです。

なので、主要人物の目的や大切な特徴だけを決めておいて、それ以外のことはストーリーを練りながら、ストーリーに合わせて形作っていきます。

そして話の整合性を損なわないために、キャラクターや世界観を付け足していくというわけです。

今回からは、このやり方でやっていきます。
成功するかは分かりませんが、これも実験です。

6月末締め切りの、MF文庫に応募しようと思っています。
もしダメだったら、また失敗作としてこのnoteに投稿すると思います。

では、今回はここまで。また次の記事でお会いしましょう。
では。

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