あおい

ただカラフルなインテリアと映画が好きなだけの人。

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最近の記事

「哀れなるものたち」を見たからヨルゴス・ランティモスBEST3

トップ画引用元:映画.com この前「哀れなるものたち」をDisney+でやっと見ました。 それでヨルゴス・ランティモス監督作品をちょっと振り替えってみるか、でも別にファンじゃないけどな。と思いつつ日本で公開された作品を確認してみると、全部見ていた。意外に好きだったのかしら? というわけで早速BEST3発表。まあ全部で5つしかないんですけどね。今回は核心とかオチまで書いているわけではないけど、軽くネタバレだと思います。 1位 ロブスター 2位 聖なる鹿殺し 3位 哀れなる

    • うちのお地蔵さん

      今日は、今までの記事に何度か登場しているだけでなくこのアカウントのアイコン画像でもある、こちらのお地蔵さんについて紹介させてください。 このお地蔵さんは、石神彫刻工房さんで作られている「石んこ地蔵」です。 鎌倉の長谷寺にある「和み地蔵」としてご存知の方もいるかもしれません。何年も前に長谷寺に行ったときに一目惚れして、これを個人的に手に入れることってできるのか?と調べたらなんとオンラインショップで購入することが出来ました。 お地蔵さんも、その他の彫刻も種類がたーくさんあり

      • ダサいという刷り込み、おしゃれへの強迫観念

        最近気づいたんですが、部屋を素敵にするぞ!!というポジティブな意気込みよりも、ダサいのは嫌だ!というネガティブな焦りの方が人を動かす力が強くないですか? 人間はネガティブなことの方が盲目的に信じてしまうと聞いたことがあるので、今更な話かもしれませんが。 今回の記事の前半ではダサいという言葉に宿る力について、後半はダサいものクイズ!を開催したいと思います。 ダサいという言葉を侮ってはいけないSNSでよく、ダサい我が家を改造!的な投稿を見るけど、それまで自分がダサいと認識してい

        • トロン: レガシー~センスない映画の世界#3~

          ようこそセンスない映画の世界へ。 センスない映画とは? メジャー娯楽作品。 その中でも評価が高く、ライト層コア層関係なく長年ファンに愛されるものではない。 かと言って後々カルト的な人気が出たわけでもない。 話題になること自体があまりない。 本編の突っ込みどころをあげればきりがない。 しかし好きなシーンが突っ込み所を凌駕しているため嫌いになれない。 今回は、公開当時、父親と一緒に映画館で見たこちらの映画。ネタバレ! トロン: レガシー(2010年) 1982年

        「哀れなるものたち」を見たからヨルゴス・ランティモスBEST3

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          レディ・マクベスがかなり良かった話と、切り裂き魔ゴーレムとの比較

          最近レディ・マクベスを見て、もっと早く見ときゃ良かった…と思いました。 Amazonprimeでずっとオススメ欄にあったのに何となく見る気がしなくて、私がはまっていたアメリカのドラマ「SHOGUN 将軍」に按針役で出ていたコズモ・ジャーヴィスが出ていると知って急に見る気になり、今は主演のフローレンス・ピューに謝りたい気持ちでいっぱい。 思いっきりネタバレ。 レディ・マクベス(2016年) あらすじ あらすじをアタマからオチまで書きます。 19世紀末のイギリス、17歳で裕

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          バルコニーガーデニングの季節

          もうゴールデンウィークも終わり、今年のガーデニングを始めてバルコニーの環境がだいたい整ったので、紹介します。 私は子供の頃から植物を育てるのが大好きで、実家では完全に庭の管理人と化していました。春になると苗や木を自分のお小遣いから買ったり、卵の殻や蟹の殻を土に埋めて良い土づくりに励んだり。 ただ、小学生のお小遣いで出来ることは限られていて、ありふれた花の苗しか買えなかったし、なかなか自分の思う通りには出来ませんでしたね。せっかくあれこれ計画しても、結局親にダメと言われればそ

          バルコニーガーデニングの季節

          ジョーダン・ピール~なんか批判しずらい映画監督~

          トップ画引用元:U-NEXT 皆さんはジョーダン・ピールの映画を見たことありますか?彼の監督作品で日本で公開されているのは ゲット・アウト アス NOPE/ノープ の3作品で、一応私は全部見ています。 で、うーん、そんなに面白いかなぁくらいの感じなんですが…あのーこの監督って…何となく批判しにくくないですか?? まず、黒人でコメディアン出身という映画監督としてはあまり見ないバックグラウンドを持ち、なおかつ大友克洋のAKIRAのファンでもあるようだし、本人のインタビュー動画見

          ジョーダン・ピール~なんか批判しずらい映画監督~

          北米は和のインテリアをどう見ているか

          以前、カラフルインテリア×和のテーマで記事を書きましたが、この時、北米の人達から見た和のインテリアについて書くのもいいかもーと思いつきました。 ただ、わたしはインテリアの専門家でもないし、北米に住んでいたこともないので、あくまで中途半端な英語リスニング能力を持つ、重度の北米YouTube中毒者の勝手な解釈&意見と受け止めて頂けると幸いです。 あと、北米というのは一般的にアメリカとカナダのことを言うと思いますが、この記事ではほぼほぼアメリカのことを指しています。ただ、カナダの

          北米は和のインテリアをどう見ているか

          センスないと思われそうで好きと公言してない映画 ヴァン・ヘルシングとANON アノン

          前回に引き続き、ようこそ「センスない映画」の世界へ。 「センスない映画」って何?と思われた方は前回の記事を読んで頂きたいです。 ただ、軽くおさらいすると、以下の条件を満たすものを「センスない映画」と定義しています。 メジャー娯楽作品。 その中でも評価が高く、ライト層コア層関係なく長年ファンに愛されるものではない。 かと言って後々カルト的な人気が出たわけでもない。 話題になること自体があまりない。 本編の突っ込みどころをあげればきりがない。 しかし好きなシーンが突

          センスないと思われそうで好きと公言してない映画 ヴァン・ヘルシングとANON アノン

          センスないと思われそうで好きと公言してない映画 アイ、ロボット

          皆さん、センスある人って思われたくないですか? あ、すみません言うの忘れてました。映画の話です。 例えば自分の人生ベスト映画を挙げるとします。その時に、無意識のうちに好きだけどリストから排除する映画ってありません? やっぱり、タクシー・ドライバーとか、ダンサー・イン・ザ・ダークとか、フルメタルジャケットとか、私ちゃんと映画見てますよ的なアピールできる映画を上位にあげがちじゃありません? いや、今上げた映画は全部好きなんですが、同時にこいつ映画見てなさそうだなと判断されがちな映

          センスないと思われそうで好きと公言してない映画 アイ、ロボット

          カラフルインテリアにおける和家具 寝室編(あるいは和紙照明についての逡巡)

          前回はカラフルインテリア×和家具のリビング編でしたが、今回は寝室編。後半はほぼ和紙照明について言いたいこと思い付くままに書いただけ。 前回の記事はこちら ちゃぶ台 メルカリで購入。メルカリでは古いちゃぶ台がかなり見つかるんですが、その中でも脚が黒いの素敵だと思って購入。天板の濃い色も好みです。 ちゃぶ台って脚が畳めるように出来てるじゃないですか?昔の人はコンパクトに生きるのにすごくこだわっていたんだなと感じます。 いや、もちろん今も脚が折り畳み式のローテーブルはありま

          カラフルインテリアにおける和家具 寝室編(あるいは和紙照明についての逡巡)

          カラフルインテリアにおける和家具 リビング編

          インテリアの記事書くの久しぶりかも。映画の記事のストックばかり書いているせいですね、多分。別にインテリアについての専門家でもない私にフォロワーさんがいるというのは本当に有難いけど、すみません。映画の記事もバンバンあげると思います…しかもフォロワーさんたちの9.5割は興味ない映画だと思います。すみません。 さて、今日はカラフルインテリア×和家具という一見妙なテーマについて。カラフルインテリアと聞いて皆さんが思い浮かべるテイストは、多分モダンではないでしょうか?あんまり伝統の和

          カラフルインテリアにおける和家具 リビング編

          素晴らしき映画音声解説(オーディオコメンタリー)の世界 その2

           前回のその1では個人的にオススメの音声解説を紹介しました。 本当の本当の基礎知識と注意点もこちらに。 今回はオススメの選外ながら、音声解説マニアとして是非触れておきたい音声解説4つ(シリーズ1つを含む)を、私が考えた賞を勝手に授与しながら紹介していきます。今回も本編のネタバレはなし。 ちょっと不安になるで賞シザー・ハンズ(1990年) 解説者:監督 ティム・バートン 媒体:Blu-ray いかにも話すのが苦手そうなティム・バートンが、頑張って解説しています。話自体は

          素晴らしき映画音声解説(オーディオコメンタリー)の世界 その2

          素晴らしき映画音声解説(オーディオコメンタリー)の世界 その1

          皆さんは映画の音声解説(オーディオコメンタリー)の存在をご存知ですか?私はDVDやBlu-rayにたまに特典としてついてくる音声解説が結構好きで、好きな映画に音声解説がついていたら必ず聞いていましたし、たまに音声解説目当てでBlu-rayなどの媒体を買ったりしていました(過去形なのは、最近もっぱらストリーミング&モノを増やさないようにしているから…)。 インテリア×映画の記事を書いていて、音声解説がやけに懐かしくなりました。 サブスク戦国時代と言われて久しい昨今、ディスク媒

          素晴らしき映画音声解説(オーディオコメンタリー)の世界 その1

          ウィンドウトリートメントの失敗から学んだこと

          寝室の窓まわりがだいたい整ったのは去年のこと。ウィンドウトリートメントに関しては、実際にやってみないとわからないことがあるものですね。 今回はその失敗から学んだことについて。あとおまけに、ウィンドウトリートメントの豆知識でも最後に書いておきましょうかね。 寝室の窓についての基本情報 アルミサッシ 北向き・マンションの通路に面している 不透明・網入り シャッターつき 基本情報からおそらく想像がつくのではないかと思いますが、非常に殺風景です。 失敗談 この殺風景な

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          ウェス・アンダーソンがもう楽しめないのかもしれない

          誰もが認めるおしゃれ映画の作り手、ウェス・アンダーソン監督。彼の映画は、映像が偏執的に洒落ているだけでなく、内容も十分楽しめるものでした、かつては。そうです。過去形です。 今回の記事は大まかに前半、後半の2パートに分かれています。前半は自分の好きなウェス・アンダーソン(以下WA)作品についてキャッキャ話す楽しいパート、後半はWAファンの方々を怒らせるであろうパートとなっております。一応ネタバレはなし。 私のWA作品ベスト31位 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 前も書きまし

          ウェス・アンダーソンがもう楽しめないのかもしれない