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オズの答え合わせ

先週は諸般の事情により、時事分析を投稿出来なかった。
これを楽しみにされている、大変ありがたい読者には大変申し訳無い。
とはいえ、その様な読者が居られるかは分からないが。
では、早速、今週の時事分析をしてみよう。

さて、今週の大きなニュースとしては、以下のものが挙げられるだろう。
露連邦保安庁、ウクライナ情報機関によるシモニャン「ロシア・セヴォードニャ」編集長の殺害計画を阻止 - 2023年7月15日, Sputnik 日本 (sputniknews.jp)
まあ、単純にRTやSputnikとして知られるロシアメディアの親会社「シモニャン」の編集長が暗殺されかけ、それをロシア政府が防いだ、というだけの記事なのだが、筆者には大変、この記事が興味深く思われた。
というのも、重要なのは、そのタイミングである。
この暗殺未遂事件が起こる数日前に、実は大きな報道を、RTはしていた。

つまり、RTはなんと、BRICSに於ける「金本位」通貨導入の報道をしていたのである!
筆者は数週間前の以下の記事に於いて、「オズウイルス」「金本位」、或いは「金融制度」との関連を示唆したのだが、

あのオズウイルスの報道は、恐らく、このBRICSによる金本位通貨を指していたのではないか?
と、今、勝手に憶測している。
しかし、そうなると、オズウイルスが日本人女性の命を奪った、というのが件の報道であったから、この金本位制度に関する動きは注視すべきだろう。
何故なら、支配層が良く使う暗示の手段として、「予型」というものが存するからである。予型についてはエーリッヒ・アウエルバッハの『ミメーシス』や、

筆者の『日本人のためのゲマトリア数秘術』を参照されると良いだろうが、

その要諦を簡単に示すと、予型とは「ある未来の出来事を、別の事象に喩えて予言する」というキリスト教に特徴的なシステムである、という風になる。
今回の場合、「オズウイルス」「BRICSの金本位制度」に、そして「日本人女性」「日本」に、それぞれ喩えられていると考えると、即ち、あのオズウイルスの報道は、
日本がBRICSの金本位制度によって徹底的に、それこそ死の淵にまで追い詰められかねない可能性がある、ということを暗示しているのではないか?
無論、これは筆者の憶測であるが、けれども、単なる憶測とも言っていられないのが、現在の政治・経済情勢である。
既にウクライナに対するロシアの特殊軍事作戦の端緒から、世界が非欧米側(東側)と欧米側(西側)に二分された構造を呈している、ということは、読者諸賢も御存知の通りであろう。
この二分された対立構造はそのまま、BRICS vs G7、そしてドル vs 金本位通貨、という対立構造にそのまま引き継がれる。
もしこの金本位通貨が報道や噂の通り、非欧米側によって今年の8月22日に運用を開始された場合、ドルが崩壊する可能性があり、ドルの崩壊は事実上、最大のドル債権国である日本に、重大な影響を与える可能性が考えられる。
一説では、ハイパーインフレが起こるとされるが、何れにしても、起こるのは日本にとって良くは無いことであろう。
そして、ここに来て、G7がどうしても日本をBRICSの側に行かせないために、囲い込みに来ている様子が見て取れる。
イギリスTPP加入正式承認 加盟国拡大は初めて (msn.com)
実は、日本はこのBRICSの金本位通貨のために準備をしていた節が、以前からあったのだ。

今回のイギリスのTPP加入は、あわよくば欧米側から非欧米側に転換したい日本の勢力を牽制する動きか、或いは、日本を食い潰そうとする動きか、まだ判断は出来ないが、何れにせよ覚悟はしておいた方が良さそうである。

以上が、今週の時事分析である。
今回、全くゲマトリア数秘術を用いた分析には触れず、申し訳ないのだが、余りにもBRICSの金本位通貨発行の動きが大きいため、それに注視せざるを得なかったことは、ここに述べておきたい。読者にはご寛恕いただきたい。
しかし、幾つかゲマトリア分析をしても良さそうな記事はあった。以下にそのURLを貼っておく。読者も自らゲマトリア数秘術を用いて分析されると良い。

Canada's public health agency admits it tracked 33 million mobile devices during lockdown (nationalpost.com)

様々な事象を鑑みるに、この7月から8月にかけて、世界で大きな動きがありそうである。
国内情勢、国外情勢ともに、積極的に情報を得て行動する時が、来ているのではないだろうか。

宜しければ御支援をよろしくお願い致します。全て資料となる書籍代に使わせていただきます。