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暗闘

1月も中旬に差し掛かり、どうやら動乱の2024年、その勢いや留まる所無し、と言った所である。読者諸賢は如何お過ごしのことであろうか。本記事を投稿する2024/01/13は共通テスト一日目らしいが、本記事を読まれている(とはいえ、そんな読者が存在するかは分からないが)受験生を、筆者は全力で応援する。それと、一つ要らない先達の助言であるが、マークシートのマークの位置は二、三回程必ず確認することだ。筆者はこれを怠った結果、数ⅡBで20点失うという致命的なミスを犯した。輝かしい未来をその手に掴むためには、是非とも、何はともあれ、マークに目を向けるべきである。さて、筆者の苦々しい受験期を思い出した所で、今週の時事分析に取り掛かろう。何しろ、今週も連中が蠢いて仕方がない。

まず扱うのは、この記事が良いだろう。

昭和の大政治家、故田中角栄氏の邸宅が、どうやら火事の災難にあった様である。この時、娘である田中真紀子女史が、邸宅内で線香を上げており、それを「出火原因」とするかの如き記事が散見されたが、

けれども、真紀子女史は、ガラスが割れた様な音がして火事に気がついた、と証言している。

まあ、普通に考えてもみれば、放火の可能性は存在することであろう。筆者は無論、この線が濃厚であると考えている。というのも、田中真紀子女史の父である田中角栄氏は、中国に接近しようとした際にロッキード事件で東京地検特捜部に政治生命を絶たれた「赤派閥」の人物であったが故である。赤、青の派閥は下記の記事を参照されたいが(若しくは筆者の下記の著書参考。少し書いてある)

要は、反英米閥が赤派閥と考えれば良い。また、赤派閥は、一応護憲派の派閥でもある。田中真紀子氏も、護憲派の政治家であったようだが、詳しい情報は、筆者の調査不足で判然としなかった。が、しかし、この赤と青の抗争が激化している局面である。赤派閥の大物だった人物の娘である田中真紀子女史を脅迫するために、火事で父の象徴を燃やした、という推測は、容易に為されることであろう。この場合は、青から赤への牽制、或いは攻撃としての田中角栄邸の放火、という見方である。勿論、ただ線香が出火原因となった火事、ということもありうるが、しかしそれにしては、マスコミに於ける本事件の取り扱い方がおかしい。真紀子女史が窓が割られた様な音がした、という証言をしたのだから、当然放火の可能性も示唆されるべきであるが、彼女自身が線香の火の不始末で邸宅を火中に追いやった、とするかの如き論調が余りにも強く見られる。どう考えても不自然だろう。何であれ、この火事には水面下の闘争の一端が隠れていると思った方が良い。或いは、集まった消防車やポンプ車の数は「19」台であった、と態々記事化されていることから考えて、この報道の不自然さも疑えるだろう。何故、消防車などの車両の台数を記事として報道しなければならなかったのだろうか。本マガジンを愛読されている読者であれば、その答えを既に得ていることであろう。そう、恐らくはゲマトリアである。

19のゲマトリア数秘術的意味であるが、良く筆者が使っている「偶像崇拝」、「災いなるかな」の他に「見よ」というものがある。今回の事件では、この意味合いが大きいのではないだろうか。即ち、田中角栄氏の邸宅を燃やし、それによって、田中真紀子女史を含む対立派閥の人間達に対しての警告を発し、これを「見よ!」というのが、この事件が起こった理由の一端ではなかろうか、と、筆者は憶測している。だが、これはあくまでもゲマトリア数秘術を用いた解釈の一例である。真相というのは、常に闇の中だ。そういえば、オカルト(=occult)の語源はラテン語の「隠されたもの」という意味らしいが、正しく本事件の実情というのは闇に隠されていることから、オカルトだ。そういう意味では、同じオカルト系に数えられるゲマトリア数秘術を用いてこの事件を読み解くというのは、正当な手順であるとも言えよう。何しろ、闇の中でしか、闇は見えないのだから。

では、赤と青の抗争ということであるのであれば、当然、赤から青への報復というのも、考えられることであろう。実際に、それと考えられる事象は起こっている。次に示そう。

憲法改悪を強く訴える政治団体として有名な日本会議の会長が、田中角栄邸が放火された二日後に、死去したのだ。無論、日本会議は故安倍晋三氏も入れ込んでいた政治団体であることから、青中の青派閥であることは、分かる。赤派閥に対する脅迫の後に、これが起こったことを考えると、どうも時機が余りにも良いように思われるのは、筆者のみであるのだろうか。因みに、これもゲマトリア数秘術で考えてみると、2024/1/10=10であり、10の聖書的意味には「贖罪の日」「責任」といったものがある。確かに、田久保忠衛氏と田中角栄氏宅への放火とは、関係が不明であり、余りにもこれらを関連付けることは荒唐無稽であるかの様に思える。しかし、ゲマトリアとして考えてみれば、何か関連がありそうに思われるのは、事実なのだ。
まず、田中角栄氏の邸宅を放火し、青が赤に「見よ」と脅しをかけた。
次に、その脅しに対して赤は、これに対する「贖罪」として青の日本会議の長であった田久保忠衛氏に「責任」を取らせた。
……まあ、考えられない話ではないだろう。
何れにしても、何らかの暗闘が我々の与り知らない所で生じていることは、明らかであるように思われる。この様な状況に於いては、柔軟に物事を考えなばならない。

この暗闘は、恐らく2024年を通して行われることであろう。元日大理事長であり、大物フィクサーであった田中英寿氏が本日亡くなったのも、この一環であると思われる。

誰が死んだかによって、政治の動静は大きく変わる。大物の生死に関する報道は、注視しておくべきであろう。

以上で、今週の時事分析は終了とする。赤と青は実に熾烈な闘争を繰り広げている様である。全く、我々小市民を、巻き込まないでいただきたいが。しかし、支配層は日本人に対して干渉する気しか無いようだ。

事実上の、日本人削減宣言である。
よく「人口削減は陰謀論だ」と言う人間が居るが、どうやら政府がこの様に提言する以上、人口削減は日本人に限り「ピンクのユニコーン」ではないらしい。

嘆かわしいことだ。


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