見出し画像

龍とアンドレ十字

既に4月も終盤に差し掛かり、ゴールデン・ウィークに突入である。筆者は余りこの恩恵に与れていないが、読者諸賢は如何お過ごしのことであろうか。4月は新刊を製作していたため、時事分析の方は一旦暇を頂いていた。だが、それを終えて真に「暇」を頂くというのも如何なものかと思ったため、今週から時事分析を再開する。

とはいえ、今週の時事分析といっても、本記事では一つの事柄しか扱わず、またこの事柄というのが、ここ一週間内で起こった出来事ではないのだが、読者諸賢には先んじてこの記事をご覧いただこう。

https://x.com/Suo_Kokuyo/status/1784214366713426167

栃木県那須町の山林にて男女二人の遺体がX字状に重なった状態で発見された……この記事は、一見すると物騒な現代では(悲しくも)ありふれた死体遺棄事件を伝えている。しかし、この事件、実はある界隈を騒がせている。次の投稿をご覧いただこう。

後になって判明した事実であるが、被害者は宝島太郎氏(55)とその妻・幸子氏(56)であり、X字状に折り重なった焼死体、そして被害者の名前にが入っているという点から、陰謀追究者集団の中ではこの事件が殊更騒がれているのである。いや、正確には騒がれて「いた」と表記した方が正しいのかも知れない。この事件が発生してから僅か10日が経った今となっては、以上に示した投稿者の誰もが、この事件には既に言及していないのが現状である。けれども、これだけ異様な象徴に満ちた事件だ、この意味を明らかにしたい、と考えるのは決して筆者に限ったことではないだろう。という訳で、本記事ではこの事件の分析を、というよりもこれに関して筆者が抱いた妄想を、書き連ねていくこととしたい。
まず、上の投稿に於いてひと際目を引くのは、ドラゴンテイル・ドラゴンヘッドの画像が示された投稿である。筆者はこのドラゴンヘッドやドラゴンテイルについては寡聞にして知らなかったのであるが、どうやら占星術的な天体現象の解釈の一つであるようだ。

この記事によると、ドラゴンヘッドは「新しいパターン・未来へと進むための道」を、ドラゴンテイルは「前世を含めた過去に積み上げてきた性質」
意味する現象であるらしい。即ち、ドラゴンヘッドは「未来に起こる出来事に関する何らかの予兆」を、そしてドラゴンテイルは「過去に関する何らかの出来事」を、暗示する記号であると解釈出来る。更に、なかだち氏以外の投稿では、この事件をアンドレ十字火刑ドラゴン退治という事柄と関連させているものがあった。火刑は勿論のことであるが、アンドレ十字はアンドレという聖人が処刑された際に架けられた十字を指し、ドラゴン退治はドラゴンに対する処刑とも、見方を変えれば考えることは可能である。過去に起きた出来事を想起させ、その上で未来の出来事を示す……ドラゴンヘッド・ドラゴンポイントには、両者を合わせるとその様な意味があると思われる。では、過去の出来事と未来の出来事、その両者を密接に繋いだ上で、未来の決定的な事象を予測させ得る事象とは一体何か。筆者は、それを「処刑」であると考える。過去に起こした罪に対して、未来に刑罰が実行される。これ以上無いまでに分かりやすい因果性ではないか。
上記のことから、筆者は今回の事件は、何らかの処刑に関する予告であると、考える。また、以上の他にも、ゲマトリア数秘術的観点からしても、被害者の年齢が55や56であり、55は5×11と、56は5+6で11と、解釈が出来る。11が二つ重なって強調されており、この数字が何らかの「始まり」を予兆する数字であることは、本記事の読者であれば、既にご存知のことであろう。或いは、5は「攻撃」を意味する数字である。
Amazon.co.jp: 日本人のためのゲマトリア数秘術 諸事論考 eBook : 巣尾黒曜: 本
上記した「処刑」と合わせて考えれば、「攻撃の始まり」というのは、処刑を攻撃の一種と考えれば、実に不気味な意味の一致ではないだろうか。実はこの事件が発生した同日、日本では大きい地震が発生していた。

上の投稿のように、6が三つの666が示されており、これは後付になってしまうのかも知れないが、X字遺体遺棄事件の容疑者として25歳男性が逮捕された。

666が獣の数字であることは周知の事実であるが、実は25も、という意味を有する数字なのである( ヘブライ語ゲマトリア: 20 - 29 の値 (billheidrick.com) を参照)。これを考えると、那須町の事件は、この同日発生した大規模な地震を黙示録的な攻撃の出来事の始まりとして解釈せよ、という符牒の様に考えられる。そして、その攻撃の対象は、日本でこの事件が発生したのであるから、日本、なのではないだろうか。或いは、これを仕掛けたと思われる支配層からしてみれば、その対象は世界なのかも、知れないが。何れにしても、この栃木県那須町X字男女死体遺棄事件には、恐らく何らかの重要な符牒が隠されていそうである、ということには、疑いはないと思われる。読者諸賢も、これについて一考されると良いだろう。況して、円も崩壊しそうになり、新円切り替えからの預金封鎖が予想される様な、今であるのだから。


さて、以上が今週の時事分析である。アンドレ十字と龍、全く不気味な符牒だ。まあ、それはそれとして、先週まで筆者が物していた電子書籍なのだが、

全く1頁も読まれていない現状である。Amazonの売上ランキングが商品ページに表示されていることからこれを嘘だと断じられる読者も居られるかも知れないが、その売上は、筆者自身が確認のために購入した一冊なのだ。したがって、この電子書籍は未だ誰にも読まれていない。
もしかすると、今、この本を読まれた貴方は、この電子書籍の真に初めての読者になれるかも知れない――。
(一冊購入された。読者に感謝である。)
無論、これは宣伝である。何の暗号も符号も、無い。

追記
考えてもみれば25は5の二乗であり、55とも解釈出来る。
これを鑑みると、あの事件の意味が55である可能性は高い。
追記2
更に後日、実行役として20歳の男が逮捕された。

男はNHK大河ドラマで黒田官兵衛の幼少期を演じていたという。黒田官兵衛はイエズス会に通ずるキリシタン大名であり、20の聖書的意味は「待機期間の完了」だ。時期を鑑みると、ゴールデンウィーク後半の四連休中に、何らかの災害や政変、または経済危機を結社が仕掛けてくるかも知れない。要注意、である。

宜しければ御支援をよろしくお願い致します。全て資料となる書籍代に使わせていただきます。