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ポプテピピック2期から我思うー刺激に鈍感になるのが老化ー

老化

人生そのものが鈍感になってる


眠った感性を刺激を与えるには、若者の真似事してても甦れない。

日々の忙しい毎日に埋没して楽しい人生を歩む事を忘れてしまう。仕事をしてれば楽しい時もあれば苦しい時もあり糧でもある。

純粋に感性を刺激してるのかと言えば違うような気もする。惰性であったり、培った作法や作業にいつの間にか「心」と「感覚」は乖離して存在すらないような状態になってる時が多いこの頃。

私はあらゆる事、
人生そのものが鈍感になってる。

老いが始まったわけです。

私はコレを受け入れ、どのような形で人生の終焉を迎えるまでを描く作業のフェーズに入った。鈍感になった感性を刺激として楽しむ方法を覚えていこうと肌感で感じています。

そんな人生100年時代に感性を刺激するアニメが再び始まった。10月から放送開始される「ポプテピピック」 TVアニメーション作品第二シリーズ」。

まさに、刺激を受けるには丁度どころかトレーニングとして最適なのではないかと思ったのです。

 クソアニメと揶揄される「ポプテピピック」という作品をどう捉えるかポイントであり、十人十色の感性で何かを感じれるように作り込まれてるのに感嘆します。練り込まれてる妙技に製作者の凄さを感じました。


『感覚』

感覚的に受け止める力

 感性は、『心の動き』という意味の『感』と『生まれつきの本質』という意味の『性』が組み合わさった言葉とも言われます。※諸説あり。


さまざまな物事を
『感覚的に受け止める力』という意味です。

具体的には、
何かを見たり聞いたりしたときに心に湧き上がる感情を指します。

『感受性』や『感覚』と同じような意味合いで使われることも多いと私は考えています。※私見です。

 物事を見聞きしたときに感じた気持ちを、身近な存在として音楽や絵などで形にする能力も感性に含まれ、これは育った環境に依存し個人に人格までに影響し、人生を成す一つの要素と私は思っています。

俗に言う、”センス”です。

 私はAIのリコメンド機能に頼ったサブスク三昧になって久しい。漫画、読書、映画鑑賞を趣味として、惰性的にこなして余暇を埋めていたのでないかと気付かされた。

サブカル好きとはいえ、ほとんど進化を止めてる。
そこからもう一歩何かモヤモヤが消えない15年間近くを過ごしてる。

家族、子供、仕事が中心になり何かスッポリ消え失せたもの正体は「感性」
コレのような気がしてならない。

”モヤモヤの正体”

noteを始めたお陰で、フェイスブックを久しぶりに覗いた。同級生の友人3名が一眼レフカメラを所有しており、さながらフォトグラファーのような写真をバシバシ上げてて驚いた。内二人はモデルを被写体にしてガンガン凄い”絵”をアップロードしてるのです。

なんだが、同じ中年おっさんなのに差がついた。
モヤッとした原因が判明した。

アートに絶対的に触れていない。

 私はクリエイターではありません。
ゲームエンタメ業界、音響機器業界に在籍していた時期でもクリエイターとは縁遠い存在であって、皆で創り上げるものでしかなかった。己で何か作る事などここ数十年何もしてない。

自分の作品を何一つ、この世に生み出していない事今更ながら思い返した。忘れていた何かの一つ、モヤモヤに内包する正体がアート(感性)のような気がしてる。

美術館もいかず、造形も全くしていない。
距離を取ったのか、感性に触れる作業が嫌なのかわからない。


アート・作品から新しい価値観を学ぶ

アート芸術文藝作品に触れることで新しい価値観を学べるため、感性を磨くことにつながると個人的には思っています。

美術・音楽・映画・演劇、文学、アニメなど様々な文藝、芸術に幅広く出合うことで、新しい価値観に触れることができる。

冒頭に紹介したアニメ「ポプテピピック」は、中には理解しがたいものもあるかもしれません。

このアニメは人を選ぶのではない、感性を表現してるのだ。十人十色の感性で何かを感じれば良いだけの作品なのかもしれない。

そういったときは頭から否定したり拒絶したりせず、『そういう考えや表現もあるのだな』と受け止めることが大切なのに、条件反射的に自分に合わないと決めつけるのは早いと思っています。受け止めることで視野を広げられ、感性も磨かれていくと思っているのだけど、なかな柔軟になれない自分が出来上ってしまっている形を崩す事は容易ではないかもしれない。それでも、まずは、触れてみることから始めてみよう。

それに気づきを与えてくれた「ポプテピピック」というアニメに感謝。


自然に触れて感覚を研ぎ澄ませる

壮大な景色や自然豊かな場所にいると、普段の生活では味わえないような感覚が湧き上がる経験がある人もいるのではないでしょうか?

風の強さや風に揺れる木の葉の音、花の香りなど、忙しい日々では意識していないようなことに気付けるため、自然と感覚が研ぎ澄まされていきます。

何気ない日常でさ自然を堪能できる場所が多くあるので、週末などを利用して足を運んでみる事にした。近所のショッピングモールに勤んで赴いた時間を悔やむようになった。

忙しくて時間が取れない日は、普段の駅とバス停付近の道を五感を使って、自然を意識しながら歩くだけでも違いがハッキリわかるようになってきました。

このポプテピピックとういうアニメは、緩く、頭を空っぽでもOK。どこかの違和感や感性を意識して楽しむように作られてるんだなあ~って思うはずです。感覚を養う刺激提供アニメなのかもしれない。


好きな本を読んで、好きな映像作品で想像力を働かせる

読書をしているときは、文字から得た情報を基に想像力を膨らませて、頭の中で場面をイメージするというプロセスを自然と行っています。そのため、読書は想像力を鍛え、感性を磨くのに役立つと考えています。※少なくても私はイメージ重視派、純文学は苦手。

さまざまなジャンルの本、漫画、アニメがあるので、まずは好きなメディアで視聴しましょう。ジャンル選びに悩む人は、ど定番から始めましょう。知見を広げ気付きを得られるです。

SNSやネットで自分とは違う人の意見や考えを吸収することで、感性を高めることにつながります。得た知識や気付きを仕事・プライベートで生かせるというメリットもあるかもしれません。

推理小説』も感性を磨くのに適しています。『この先はどうなるのだろう?』と、その後の展開を考えずにはいられないためです。思考すること自体が、感性を研ぎ澄ます上で大切なポイントになります。

まとめ

新しい何かに触れても、年齢と共に感性アンテナは鈍感になってると最近気づいた。

老化を防ぐには感性の感度刺激を受けないと鈍くなる。アニメ「ポプテピピック」2期第一回放送から感じたオモイを綴りました。


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