子どもが「話さない」のと「話せない」のは別
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学校であったことを話さない
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お子さんあるあるだと思います。
ママ友と集まっても、公文教室でお母さんからも
本当によく聞きます。
特に男子。
我が家も男子二人で、学年が上がれば上がるほど
「え?初めて聞いたよ、そんな話し」を
女子ママからランチ会で聞かされることばかりでした。
じゃあ、この“家で話さない”ということ。
悪いことなのでしょうか?
今日はこのことについて話したいと思います。
「子どもはそういうもの」だと割り切る
結論から言ってしまうと、
私は、「子どもってそういうものだよね」と割り切っています ^^;
だって、自分が小学生、中学生の頃、
学校であったこと、成績のこと、友だちとのこと。
親に話していたでしょうか?
当たり障りのない小さなエピソードは話していたかもしれませんが、
自分にとって、大事なこと、気持ちが削がれているもの
たとえば、
友だちと盛り上がっているアイドルの話、
授業やテストにまつわる細かい話、
友だちとの間で感じたモヤモヤ
は
話しても分からないだろう、
共感してもらえないだろう、
恥ずかしい、
なにか言われると面倒
こんな理由で私は親には話しませんでした。
話し相手は大抵、仲のいい友達。
子どもが親から物理的にも精神的にも離れていき、
社会の中で頼れる人を探したり、
自分の中の葛藤について
徹底的に自分と向き合うことが成長だとも思うので、
我が子がわたし(親)に話さないのは仕方がないことだと思います。
気をつけなくちゃいけないこと
ただ、気をつけておきたいことが1つ。
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「話さない」のと「話せない」のは別
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だということ。
本人の意志で「この話しは話さない」「話す必要がない」と
話さないのは仕方がないと思うんです。
ただ、「親には話せない」とは思わせない環境づくりは
大切だと感じます。
もし勉強や、人間関係、体のことなどで
うまくいかないこと
一人じゃ解決できないこと
苦しいこと
本当に困っていること
が起こったときに、
進むことも戻ることもできない手遅れになる前に
話してもらえる環境づくりが大事だと思うんです。
そのためにできることは。。
そのためにできることは、
普段子どもが話してくれる小さな話題、
ゲームやアニメ、アイドルのことでも、
先生へのグチでも
親から思うと「え?ダメじゃない?」と思うようなエピソードでも、
まずは全部聞いてあげることです。
「なんでそんなことしたの?」と否定されず、
「そういうときはこうしなさい」と意見を押し付けられず、
「へー」「面白いね」「そっか、そんな事があったんだね」
と自分の考えや思いをまるっと聞いてもらえること。
「お父さん、お母さんは何を言っても聞いてくれるんだ」という安心・信頼を伝えます。
この「何を言っても大丈夫だ」の安心感は一朝一夕には伝わりません。
大人だって、困った事態が発生してから「何でも話してね」と、急に現れた他人に話せないのと同じです。「この人だったら聞いてくれる」という信頼している人に話すはずです。
親子の間でもその関係性を
何でもないときに作っておくことが大事だなと思っています。
私も中学生の我が子が
学校の細かいアレコレを話してくれなくても、
「この子は本当に大事なときには必ずわたしに話してくれる」
という信頼を持つことで、不安がだいぶ減ったことがあります。
まずは今日の夕飯や習い事の送り迎えのときに。
お子さんの話をまるっと聞いてあげることから始めてみてくださいね。
今日もどなたかのヒントになればうれしいです(^^)
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