消えない悲しみと消えない美しさ
悲しいことの方が多い気がしていた人生だったけど、悲しみがなければ気づけなかった感情がたくさんあって、傷つかないと想像できなかっただろう痛みもあったから、これでよかったなと思う。
もしかしたらこんなに悲しまない方が無邪気に楽しいまま人生を送れたのかも知れないけど、無意識にそれは違うような気がしたのか、だんだん自ら悲しみを知ろうと自分の感受性を闇に曝して生きてきた気もする。悲しみを避ける道はいくらでもあったと思うけど。
いや、楽な方を選んだこともあるけど。というか沢山あるけど