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おやつの時間をより幸せにするブックリスト


なくても生きていくことはできるけど

あると幸せで、手を伸ばさずにはいられないもの。




それが、おやつ。




そんなおやつの時間。

コーヒーや紅茶、ほうじ茶をお供にするのはもちろん最高。

でも、さらにおやつへの愛が溢れる本たちと一緒なら

もっと幸せな時間になること、間違いなし。



というわけで今日は、

おやつの時間がより幸せになる本、をテーマに

私のお気に入りの本を3冊、ご紹介します。


和菓子のアン


食べることが大好きな主人公、通称「アンちゃん」。

デパ地下の和菓子屋さん「みつ屋」で働き始めたら、

そこで待っていたのは、個性溢れる同僚たち、

そして、ちょっとした謎を抱えてやってくるお客さんたち。


その謎を解く鍵になるのは、

和菓子に込められた歴史や物語を知ること。

謎を解くべく、仲間たちと奮闘する

そんなアンちゃんの日々を描いた物語だ。



正直、今までデパ地下を訪れても

和菓子屋さんよりも洋菓子屋さんへ行くことの方が多かった。

なんとなく和菓子屋さんって敷居が高い感じがしていたのかもしれない。


でもこの本を読んでいると

1つ1つの和菓子に込められた物語の奥深さに

驚かされるばかり。

和菓子ってこんなに面白いんだ!と

和菓子屋さんに行ってみたい欲をぐんぐん掻き立てられたのだ。


おかげでいまはデパ地下に行くたび

今日は和と洋どっちにしようか…と

幸せな悩みが1つ、増えたのだった。


スイート・ホーム


私の大好きな原田マハさんの小説から1つ。


とある家族が経営する洋菓子店「スイート・ホーム」を舞台に

繰り広げられる温かな物語の数々を描いた短編集だ。


誰かを想って作ったお菓子、

あるいは、誰かを想って選んだお菓子は

幸せと希望をつないでくれる。

読むたびにそう信じさせてくれる。


将来、自分が家庭を築く日がもしきたら、

「スイート・ホーム」のような場所を作れたらいいな。



おやつが好き




こちら、実は最初にご紹介した「和菓子のアン」の著者

坂木司さんのエッセイ本。

坂木さんのおやつへの愛が爆発している一作だ。


とにかく書かれているもの全てが美味しそうで美味しそうで

早速この本を携えて銀座へ繰り出したくなる。

道理で、坂木さんの小説に出てくるおやつはどれも魅力的なんだ…と

深く頷かずにはいられなかった。


とりあえずこの本に出てきたお店は

Googleマップ上に保存して、

出かける機会があるたびに、少しずつ制覇中だ。


コロナ禍なので少し停滞気味だけど、

ぼちぼち再開したいなあ。




というわけで、

おやつの時間がより幸せになる本、のご紹介でした。

ぜひ、おやつのお供に、手にとってみてください☺️

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