学校に行かない選択。幼稚園には行ってます。「同じ空間で子どもたちが育つ時間を共有すること。」
長男と同じ時期に幼稚園に通っていた、ひとつ下の子のお母さんから、郵便が届いた。
封筒の中身は、二男の誕生日にと手作りのピンバッジ。
「ちょうど、誰か誕生日の人がいたら、プレゼントしようと思って作ってたの。二男くんに贈れて良かった!」
「お母さんにもおめでとう。二男くんを産んでくれてありがとうの気持ちを込めて。」と、私にプレゼントと、手作りのピアスが入っていた。
可愛らしいラッピングに、ドライになったかすみ草が添えられていた。
贈り物をしてくれたお母さんとは、幼稚園に通っていた時から、特に、プライベートでのお付き合いはない。子ども同士も一緒に遊んだ記憶がない。
でも、長男が、通っている時に一緒に幼稚園での時を過ごした仲間、だ。
他愛無い会話をしたり、時には、学校の話をしたりした。
子ども同士も、一緒に過ごした仲間という、言葉にならない感覚を持っていて、「〇〇のママが作ってくれたよ!」というと、「あぁ!〇〇!元気にしてるのかね?」と返ってくる。
そういうのって、いいなと思う。
手作りが好きな彼女に、手芸&買い貯め好きの義母が使いきれず、我が家に送られてきた大量のビーズを「良かったら使ってほしい。」ともらってもらったことがあった。
「お礼にピアスを作らせて。」と彼女が言ってくれていたことを、手紙を読んで思い出した。
ビーズをもらってもらったことも、手紙を読み、ピアスを見るまで忘れていた。
「けいこちゃんが着ていた青いリネンのワンピースを思い出したら、イメージが膨らんでやっと作れたの。ピアスを作らせてと言ってから、2ヶ月くらいかと思ったら、3年も経ってた!」
そう書かれていた。
子育てで、同じ空間を共有した時間は、そのときには感じられなくても、時間が経って、じわじわと、そのありがたさを感じることがある。
みんな、一生懸命だった。
きっと、今も、みんな、一生懸命なのだと思う。
それぞれに必死だった時間が、確実に今の自分の土台になっている。
面倒な人間関係も、ややこしい出来事も。
なんだか、泣けた。
今は、また違う空気が流れていて、私には馴染めない部分もあるけれど、
「この幼稚園で、子育てを共有できてよかった!」
「この幼稚園に通えて楽しかった!」
数年後、何十年後にでも、一人でも多くの人が、育った子どもたちが、そう思える場であれ!
ちょっと幼稚園通いをサボり気味ながらも思う。
長男、二男、末娘。
昔と同じ熱量で、幼稚園に通うことは出来ないなぁ・・・と10年前を振り返ってしみじみと感じる。
今には今の通い方がある。子どもたちに合わせながら。
私は、私の、今の熱量で。
〈ちょっとだけ追記。〉
私は、やや金属アレルギーの傾向がある&ピアスホールが細いので、ピアスが入らないという事が発覚。せっかく作ってくれたというのに、それはあまりにも勿体ない。
送ってくださった方にもお断りして、サージカルステンレスのピアスフックを注文し、付け替えて、使えるようにさせてもらった。
サージカルステンレスのピアスフックは快適で、違和感がない。これまでプレゼントでいただいたのに、耳が痒くなったりして出番を迎えられなかったピアスたちもフックを付け替えた。
なんだかいい感じだ。
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