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母からの開放・「お母さん、〈嫌い〉って言ってもいいですか?」前編。
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note街の小さな商店街・虹色通りへようこそ。
現在の虹色通りのメンバーは、
リコ・なちこ・ゆず・ららみぃたん・はられ・やなぎだけいこの6名です。
ここは、メンバーが今までそっと胸にしまってきた、ちょっと言いにくいこと、書くことに踏み切れなかったこと、大切な経験や思い出などを、少しづつ並べていくお店です。
そっと手にとっていただけたら嬉しいです。
読んでくださった方のお気に入りがみつかりますように。
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メンバーのららみぃたんが、虹色通りについて書いたこちらの記事もご覧いただけると、「虹色通り」をより身近に感じていただけるのではないかと思います!
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タイトルに、驚いた方がいらしたら、スミマセン。
「母からの開放」は、一冊の本のタイトル。カウンセラーである信田さよ子さんの著書の中の一冊だ。この本の帯には、『お母さん、〈嫌い〉って言っていいですか?』と書かれていた。この本を書店で目にした時に、その一言が、私の目に強く飛び込んで来たことを覚えている。
以前、このような記事を書いたことがある。この時も、タイトルを書いただけでイヤになっていたらしい。いや、そうだよね、そうだよ。と、自分を慰める。
尊敬している人は誰ですか?
「お母さんが好き。」
「尊敬している人は母です。」
手放しで、そう言えたら、どんなに良かっただろう。
「あなたの尊敬する人は誰ですか?」
スベリ止めで受けた私立高校受験の面接でのこの質問に、私は言葉をつまらせた。よくある質問だし、面接の練習でも散々出てきた文言だ。しかし、毎回、この質問が私の中で違和感を浮き上がらせる。
「両親を尊敬しています。」
何の疑問も持たずに、そう答えられる友人や他の受験生が羨ましいと思った。
私は、両親を尊敬していない。
尊敬する要素すら、未だ見つけることができない。
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