すなみけい

元マスコミ系業界紙編集長。 趣味の写真のことや就職のことをはじめ、いろんなことを書い…

すなみけい

元マスコミ系業界紙編集長。 趣味の写真のことや就職のことをはじめ、いろんなことを書いていきます。いずれ小説も載せる予定です。 原稿のご依頼や感想などは、sunami0314__at__gmail.com まで。 ※ __at__ は @ に置き換えて下さい。

最近の記事

フィルムカメラの魅力は代えがたい

 今年、デジカメを久しぶりに買いました。  昨年、ある桜をテーマにした公募展に出展し、今年も出品する予定なのですが、そんなわけで、久しぶりにデジカメで桜を撮ってみました。  最後の写真など、特に「桜吹雪」を撮りたかったのですが、どうも「面白くない」。   一方、フィルムカメラでも桜を撮りました。  ロケーションの良さもあるのかもしれないけど、フィルムの方が自分が撮りたかった、いや、欲しかった画が撮れています。  結局、デジカメでは何百回もシャッターを切ったのに、心から

    • 左利き解放宣言

       世の中の左利きの人々よ。立ち上がる時は来た。  最近、性差や障がいを持つ人への差別が解消されつつある。しかし、ひとつ見逃していないだろうか。  それは左利きである。  日本において、左利きの割合は1割だという。しかし、左利きの不便は一向に解消されない。  例えば左手で包丁を使ったとき、切れなくて、つらい経験をした左利きは多いのではないだろうか。  例えばスープなどをよそうときのレードル。右利きの人間がよそいやすいように、先のとがった部分が一方のみに付いていないだろうか。  

      • ミドルの転職奮闘記④~ミドルに合う転職サイトとは その2 doda、indeed、ミドルの転職 編

        <これまでの記事> ミドルの転職奮闘記①~ミドルが会社を辞めたくなる理由とは ミドルの転職奮闘記②~ミドルに合う転職サイトとは その1 リクナビNEXT マイナビ転職 編 ミドルの転職奮闘記③~自己都合でも失業保険を即、受給できる正当な理由とは  私が転職活動で使っている転職サイトのうち、ミドルの転職奮闘記②で紹介したサイト以外について、書いてみたいと思います。 doda~応募方法がゴチャる!   転職ならdoda(デューダ) 求人、転職情報満載の転職サイト  【いいと

        • ミドルの転職奮闘記③~自己都合でも失業保険を即、受給できる正当な理由とは

          <これまでの記事> ミドルの転職奮闘記①~ミドルが会社を辞めたくなる理由とは ミドルの転職奮闘記②~ミドルに合う転職サイトとは その1 リクナビNEXT マイナビ転職 編  前回、ミドルの転職奮闘記②~ミドルに合う転職サイトとは その1 リクナビNEXT マイナビ転職 編を書いたので、今回その続きを書こうと思っていましたが、このほど、「自己都合退職」だった元管理職の私が、失業保険を給付制限なしに受給できることなりましたので、その経緯・理由などを書いてみようと思います。 自

        フィルムカメラの魅力は代えがたい

          「北陸応援割」にみる“ずさんさ”

           これまでの記事と全く方向性が違いますが、どうしても書きたいことあったので書きます。  「北陸応援割」がスタートしました。  ご存じのとおり「令和6年能登半島地震により観光需要の落ち込みが見られる北陸地域4県において、国内旅行者はもとより訪日旅行者も対象とした『旅行商品』または『宿泊』料金の割引を支援する事業」で、これを使って北陸地域4県へ旅をすると、旅行代金の最大50%がお得になる、というもの。 販売期間 《 福井・富山・新潟 》2024年3月8日(金)~なくなり次第終了

          「北陸応援割」にみる“ずさんさ”

          ストリートフォトに対する一つの試み 明日へのおもざし~就活生100人×一度きりのシャッターで

           この前、 「小川修司写真展 女学生日和 その6」を見て、ストリートフォトを考えた  という記事を書き、ストリートフォト・スナップについて問題提起をしましたが、これに関する一つの試みとして進行中のプロジェクトを紹介します。 明日へのおもざし ~就活生100人×一度きりのシャッターで です。 これは、 ・声掛けし、写真展の趣旨を説明・了解してもらった就活生の写真100枚を展示。 ・シャッターは1度だけ、の条件で2014年から撮影。 ・一期一会を大切に、フルマニュアルのアナログ

          ストリートフォトに対する一つの試み 明日へのおもざし~就活生100人×一度きりのシャッターで

          OM SYSTEM OM-1 MarkⅡにトプコン Rトプコール300㎜ F5.6を付けてオオジュリンを撮影。 ふだん、絞りは11まで絞っていたのですが、F5.6のままで撮影したら……。 さながらワイエスの絵画のような味わいになりました(笑)

          OM SYSTEM OM-1 MarkⅡにトプコン Rトプコール300㎜ F5.6を付けてオオジュリンを撮影。 ふだん、絞りは11まで絞っていたのですが、F5.6のままで撮影したら……。 さながらワイエスの絵画のような味わいになりました(笑)

          ミドルの転職奮闘記②~ミドルに合う転職サイトとは その1 リクナビNEXT マイナビ転職 編

          <これまでの記事> ミドルの転職奮闘記①~ミドルが会社を辞めたくなる理由とは  今回は、転職に使っているサイトを使っている目線で良いところ/悪いところを採点紹介したいと思います(あくまで個人的な見解ですので、その旨ご容赦ください)。 リクナビNEXT~掲載数はさすが。使い勝手は??  最初はリクナビNEXT。  転職ならリクナビNEXT希望の転職先が見つかる転職サイト (rikunabi.com)    【いいところ】:面接までたどり着く求人が最も多い  【悪いところ】

          ミドルの転職奮闘記②~ミドルに合う転職サイトとは その1 リクナビNEXT マイナビ転職 編

          オオジュリンlove

           前回、転職活動で重い記事になってしまったので、ゆる~い記事を。  OM SYSTEM OM-1 MarkⅡを買って、あらためて野鳥撮影を楽しんでいますが、前々回書いた荒川土手で、オオジュリンの可愛さにはまったので、写真を掲載します。  オオジュリン、あまり撮影のターゲットにならないけど、めっちゃかわいいです!「ジュリン」って鳴くからオオジュリンなんだ!  子どもの頃持っていた、薮内正幸さんの絵本「そうげんのとり」に載っていて、観たいな、とずっと思っていました。北海道にしかい

          オオジュリンlove

          ミドルの転職奮闘記①~ミドルが会社を辞めたくなる理由とは

           notoでカメラのことをたびたび書き、幸いにも多くの人に読んでいただいていますが、そもそもnotoを始めたのは、20年強勤めた会社を辞めたのがきっかけでした。  ハローワークや東京しごとセンターの案内などによると、35歳から55歳は「ミドル」に括られるそうです。その世代に当たる私の転職活動を綴っていきたいと思います。  あ、もちろん、今後もカメラのことも書いていきますので、よろしくお願いいたします。 辞めたきっかけ  転職を決めたきっかけから、書きたいと思います。  ま

          ミドルの転職奮闘記①~ミドルが会社を辞めたくなる理由とは

          OM SYSTEM OM-1MarkII でマニュアルレンズを使ってみた

           今回、OM SYSTEM OM-1 MarkⅡで、マニュアルレンズを使ってみたところ、とても実用的だったのでレポートします。  使ったレンズは、エキザクタマウントの望遠レンズ、トプコンRトプコール300㎜F5.6、マウントアダプターは、K&F Concept KF-EXAM43 (エキザクタマウントレンズ → マイクロフォーサーズマウント変換)マウントアダプターです。実質600㎜相当になりますね。  カメラの設定は、S-ISAuto(手ぶれ補正オート)にするとともに、「MF

          OM SYSTEM OM-1MarkII でマニュアルレンズを使ってみた

          鳥を撮る~喜びと懸念と

           最近はカメラで鳥を撮ることが増え、かつ、上手く撮りたいとの思いが強くなっています。  その理由の一つが、鳥は、被写体として難しい撮影対象だから。  例えばエナガ。森の木々の高いところから、涼やかで包み込むような鳴き声が聞こえ、響き渡るとき、見上げるとエナガが舞っています。でも、大概は枝から枝へとあちこちと飛び回っており、ファインダーで捉えるのは難しいものです。  小鳥は概してそう。メジロもあんなに見かけるのに捉えるのは難しいものです。  構図も難しい。  この時も鳥居と

          鳥を撮る~喜びと懸念と

          OM SYSTEM OM-1MarkII 使ってみました

          取り急ぎ、今日撮影してみた写真を載せてみます。 ちなみにレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO です。 さすがの被写体検出  今日は一日、被写体検出を「鳥」に設定して撮影しました。  被写体検出はさすがですね。目にバッチリピントを合わせてくれます。  とは言え、これは超望遠レンズの時に力を発揮しそう。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROの時は、かなり近くないと追いかけないみたい。 拡大してもやは

          OM SYSTEM OM-1MarkII 使ってみました

          OM SYSTEM OM-1MarkIIを買いました

           OM SYSTEM OM-1MarkIIを買いました。その理由や経緯を書いてみます。 欲しかったのは超望遠とタフな性能  まず、最新のデジカメが欲しかったのです。自分が持っていたのはGXR(!)でしたが、最近では電源を入れるたびに日付の入力画面が出てしまうなど、電子的なトラブルが頻発するようになっていました。  使う目的と求めていた性能は、  ・野外の撮影、特に野鳥の撮影をするので、野外で使ってもタフなこと  ・旅先に持って行くので、機動力があること、寒冷地でも動くこと

          OM SYSTEM OM-1MarkIIを買いました

          人を撮るということ

           ポートレートを長年撮ってきました。その際、大切にしてきたことを記してみます。 会話から生まれる表情   ポートレートって、会話だと思う。会話次第で笑顔が生まれ、素の表情が撮れる。篠山紀信氏はじめ、ポートレートの巨匠って、会話が上手いんだろうな、といつも思う。 その人柄を撮る  ポートレートを撮る時にモデルさんには、まず、 「撮りたい今は何ですか」 と相談することが多い。  人生の節目、転機……そんな今を撮りたいと話す。  撮影は、その人の人生の時間を写真に留めること

          人を撮るということ

          「小川修司写真展 女学生日和 その6」を見て、ストリートフォトを考えた

           ギャラリーヨクトで2月3日(土)から開かれている「小川修司写真展 女学生日和 その6」を見に行った。 継続は力なり  小川修司さんは尊敬する写真家の一人。この女学生日和は7年も続けているという。女性に声をかける、写真を撮る、それで個展を開く、いまどき、それだけでもすごいこと。それを7年も続けていらっしゃる。 ストリートフォト・スナップの危機  あらためて、ストリートフォトって危機にあると思う。こんな声が聞こえてきそうだ。「声がけは気持ち悪い」「女性だけ撮るのはおかし

          「小川修司写真展 女学生日和 その6」を見て、ストリートフォトを考えた