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【記事書いた】『黒蝶のサイケデリカ』〜冥界の扉の前でわたしたちが望む幻とは〜|乙女ゲームレビュー

少し前にはなりますが、BadCatWeeklyさんで乙女ゲーム記事を掲載していただきました。タイトル名は『黒蝶のサイケデリカ』。わたしが1番好きな乙女ゲームと言っても過言ではない作品です◎

ある日、少女は気が付くと自分の過去の記憶を失った状態で、謎めいた洋館にいた。 異形の化け物から逃げ惑う中、同じく洋館の中にいた男性たちと出会う。 変わった拳銃を手にした彼女達は、『黒蝶狩り』というゲームの参加者として、化け物の持つ万華鏡の欠片を集めることになった。(Wikipediaより)


──もう一度、会いたい。
──もう一度会えるなら。

“旅人が尋ねます。どうして君は泣いていたのか、と”
“蝶は答えました。大切な片割れがいなくなって悲しいのだ、と”
“それならば、サイケデリカへおゆきなさい”
“この道のずっと先に、サイケデリカと呼ばれる楽園があって。死んでしまったものたちは、幸せに暮らしているのです”

君の望むものが、もしそこにあるのなら──。



乙女ゲームらしからぬ暗澹とした絶望感にゆっくりと塗りつぶされていく感覚。その中に主人公一向が見出す真実と一筋のひかりとは一体……?


単なるレビュー記事というよりは読み物としても楽しめる仕様に書きましたので、是非ご一読いただければ幸いです!




2021.07.20

すなくじら



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