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サビアン解説

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毎日のサビアン一度ずつの解説をまとめています。
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牡牛座1度 清らかな山の小川

牡牛座1度 清らかな山の小川

太陽がこの度数に差し掛かるのは、
4月の20日〜22日ごろ。
一つ前の牡羊座では
「私は在る---I am.」という
精神的な意識がテーマになっていました。

次の牡牛座のテーマは
「私は持っている---I have.」。

その最初の度数、1度では、
祖先から受け継いだ肉体と資質、
DNAに刻まれた、あなた固有の資質に
エネルギーが注がれていきます。

ロボットに電源が入って、
体の隅々に電気が

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牡羊座16度 日の入りに踊っている妖精ブラウニー

牡羊座16度 日の入りに踊っている妖精ブラウニー

太陽がこの度数を通るのは
毎年、4月の4日〜6日ごろ。

本日のサビアンは
「 日の入りに踊っている妖精ブラウニー」。

ブラウニーは、イングランドやスコットランド地方に
伝わる伝承の中に登場する小さな妖精です。
見た目の印象は、
「ハリー・ポッター」に登場する
「屋敷しもべ妖怪」みたいな感じでしょうか。
この妖精が家に住み着くと、幸運が訪れる、
なんて言われていて、
何だかまるで日本でいう
「座

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牡羊座15度 毛布を編むインディアン

牡羊座15度 毛布を編むインディアン

太陽がこの度数を通るのは
毎年、4月の3日〜5日ごろ。

本日のサビアンは
「 毛布を編むインディアン」。

15度は、その星座の性質が最も極まる度数なんだそうです。
にもかかわらず、牡羊座の15度は、
猪突猛進っぽくない、コツコツと毛布を編むインディアン。

あれ?牡羊座って、もっと元気なイメージじゃない?
と、思う人は多いらしいのですが、
わかる…
牡羊座の私には、わかるのです…
脇目もふらず

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牡羊座14度 男と女のそばでとぐろを巻く蛇

牡羊座14度 男と女のそばでとぐろを巻く蛇

太陽がこの度数を通るのは
毎年、4月の2日〜4日ごろ。

本日のサビアンは
「 男と女のそばでとぐろを巻く蛇」。

このサビアンは、アダムとエバの話のワンシーンを
そのまま描いているようにも見えますね。
このシーンは、ウェイト版タロットの
「恋人たち」のイメージにも使われています。

蛇は、生命力の源や、本能的な脳の象徴。
人間が生きて行くために必要な
呼吸や循環、生殖を司る器官に例えることができ

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牡羊座13度 成功しなかった爆弾の爆破

牡羊座13度 成功しなかった爆弾の爆破

太陽がこの度数を通るのは
毎年、4月の1日〜3日ごろ。

本日のサビアンは
「 成功しなかった爆弾の爆破」。

どのサインも13度はカリスマ度数と言われ、
周りから頭ひとつ抜きん出た形で
サインの特質を突出させる性質があります。

牡羊座の特質といえば、
思い立ったらすぐ行動!な、猪突猛進さ。
スタートダッシュの権化とも言えるような
瞬発力が魅力のサインですが、
これが13度になると、
あっ!っと

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牡羊座12度 雁の群れ

牡羊座12度 雁の群れ

太陽がこの度数を通るのは
毎年、3月の31日〜4月2日ごろ。

本日のサビアンは
「 雁の群れ」。

美しく編隊を組んで飛ぶ鴨たちは、
誰に教わったわけでもなく、
本能的にそのやり方を知っています。

敵から身を護り、
体力を効率的に使い
チームワークを発揮して
長い長い道のりを渡ってゆく、
その力は、生まれつきの生き抜く力。

今日はそんな、
自然の力を信じて
のんきに過ごしてみてはいかがでしょ

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牡羊座11度 国の支配者

牡羊座11度 国の支配者

太陽がこの度数を通るのは
毎年、3月の30日〜4月1日ごろ。

本日のサビアンは
「国の支配者」。

自分、という世界が確立した今、
その王国で自分のやりたいように、
欲求を素直に感じて表現し、叶えていく日です。

何が好き?何が嫌い?
何が心地よくて、何が不快?
そんな「自分の中の王様」の声を
しっかり聴いて叶えてあげましょう。

自分が自分王国の王様だった頃。
快・不快を素直に思いっきり表現し

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牡羊座10度 古い象徴に対して新しい形を教える男

牡羊座10度 古い象徴に対して新しい形を教える男

太陽がこの度数を通るのは
毎年、3月の29日〜31日ごろ。

本日のサビアンは
「古い象徴に対して新しい形を教える男」。

前の9度では水晶の直感力でイメージ、象徴を把握しました。
今日の度数は、そんな「象徴」に対して、
今度は自分なりの解釈を表現しはじめる、という度数です。

例えば、占星術には、12サインの記号や
太陽系の惑星の記号のように、様々な象徴が使われています。
これらの記号は、何百年

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牡羊座9度 水晶を凝視する人

牡羊座9度 水晶を凝視する人

太陽がこの度数を通るのは
毎年、3月の28日〜30日ごろ。

本日のサビアンは
「水晶を凝視する人」。
牡羊座さんはここまでの度数で
世界の中に存在する様々な仕組みを感じ取り
感受性を育ててきました。
この前の度数の8度では
地球の自転や自然の流れまで感じ取っていました。

この度数では、ここまで磨いた
見えないものを感じ取る力を統合し
研ぎ澄まされた直感力として発揮していきます。
これまで、なん

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牡羊座8度 東に向かってたなびくリボンをつけた大きな帽子

牡羊座8度 東に向かってたなびくリボンをつけた大きな帽子

太陽がこの度数を通るのは
毎年、3月の27日〜29日ごろ。

本日のサビアンは
「風になびいているリボンをつけた
 大きな帽子、東に向いている」
ここまで、4元素を感じ、2極を感じ、
順番に地球の仕組みをインストールしてきましたね。
そして今日は、風が登場しています。

風が吹くのは、実は地球の自転に関係しています。
地球の自転は意外に早く、
西から東に、秒速465mで移動しているそうです。
1秒

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牡羊座7度 二つの領域でうまく自己表現している男

牡羊座7度 二つの領域でうまく自己表現している男

太陽がこの度数を通るのは
毎年、3月の26日〜28日ごろ。

生まれたての牡羊座さんの、
「この世界の仕組みを、体験しながら知っていく!」週間が
まだまだ続いていきます。
「3」の仕組み、「4」の仕組みに続いて、
次は「2」の仕組み。

「3」は手当たり次第にアイデアを乱発する感じ、
「4」は、それぞれの特性を感じながら
手探りしてゆく感じでした。
実は、「4」の仕組みの中には、
「2」の仕組みが

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牡羊座6度 一辺が明るく照らされた四角

牡羊座6度 一辺が明るく照らされた四角

太陽がこの度数を通るのは
毎年、3月の25日〜27日ごろ。

この頃のサビアンは
「一辺が明るく照らされた四角」。

昨日は三角で、今日は四角なんですね。
牡羊座は、ゼロから世界に飛び込んで
創造してゆくサインなので、
イメージがシンプルで根源的。
さすが、という感じです。

一つのサインは30度の幅があり、
これを5度区切りで6つに分けると
6度〜10度は第二グループになります。
1〜5度の第一

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牡羊座5度 翼のある三角

牡羊座5度 翼のある三角

太陽がこの度数を通るのは
毎年、3月の24日〜26日ごろ。

牡羊座はアイデアとインスピレーションの星座です。
直感がピカッと降りてきて、
次の瞬間には、バサーッと翼を広げて行動しているような、
そんなシンプル故にパワフルな姿が描かれています。

前の度数までで、自分の居場所を見つけて
安心できた牡羊座さんは
ここでようやく、
自分本来の「やりたい!!!」という
創造性や冒険の衝動を解き放ちます。

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牡羊座1度 女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く

牡羊座1度 女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く

3月の20日〜22日ごろ。
日本の暦でいうと春分の日に、星の世界の1年はスタートします。
母親の胎内の羊水の海から山道を通ってきた赤ちゃんが
前も後ろもわからないまま、産声を上げるように、
全てが初めてのまっさらな魂で
手探りの旅を始めるのです。

占星術の世界で、水は無意識などを象徴し、
また、アザラシなどの動物は本能的な衝動を象徴します。
女性は主に受容的な意識を表すのですが
このサビアンは

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