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こんばんは、今日は業務改善について書きたいと思います。

会社で業務改善の提案をしようとすると、足蹴にされたり、よくわからない理屈でゴニョゴニョ言われてうやむやにされたりすることってありませんか?まさに今、私困っているんです。。

その謎を解き明かすべくNote巡りをしてると、ジマタロさんの記事を見つけアハ体験しちゃいました。

ナッシュ均衡とは

ナッシュ均衡はおたがいさまの理論ともいえるようで、ジマタロさんの記事ではこのように言っています。

「3人はそれぞれ違う目的を持っているけど、その目的はお互いにとって利点があるので、特に問題はなく生活を送っています。」
「1人が野心をもって行動を起こします。そうすると他の2人にとって異なる不都合がそれぞれ生じるため、その人をなんとかしようと行動します。ところが、2人の目的は違うのでお互いが足をひっぱりあってしまい、結果として3人みんなが不幸な状態になってしまいます。」

目的(利害)の異なる関係では、行動を起こした人の足を本能的に足を引っ張るようになっているということです。

業務改善に置き換えると

「業務改善がうまく進まない理由も、結局はお互い様の関係を崩さないために多少の不自由には目をつむりましょう。わかってるよね?」という無言の圧力がかかるということのようです。

ひと昔前ならトップダウンでよかった

では、それを解消する方法は記事にもある通り「目的」を一致させることですが、正直簡単なことではありません。

ひと昔前であれば、人事権を盾にトップが命令すればそれで事足りたのでしょう。恐怖政治的な手法も一種のトップダウンですね。

また、会社の理念やビジョンは存在意義を示すという意味では本当に重要な「目的」なのですが、それを社員がコミットしているかは別の話ですし、担当者レベルが変えられる代物でもありません。

現実的にできることは仲間を見つけることでした。

今の時代に合った改善の方法に裏技はなさそうです。とにかく利害の一致する仲間を一人ずつ増やしていくことです。ルイーダの酒場のように勇者と一緒に冒険に出てくれる仲間を増やすのです。

3人のうち2人が行動を起こせば、残りの1人も追随しなければ心地よい関係を保てなくなります。ただしこの時に追いつけないスピードで行動したりしてはいけません。その場合には取り残された人が離反しかねません。

仲間の作り方はSho Shimizuさんの記事がとても参考になります。

まとめ

詰まるところ、業務改善において裏技的な手法はどうやらなさそうです。

■業務改善が進みづらいのは、お互いほどよい関係を維持しようとするがために行動をする人の足を引っ張ろうとするから。

■業務改善を進めるには独りよがりにならず、賛同者を一人ずつ増やしく。

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