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9月の出勤日数、8日。

子どもが熱出しすぎて、上記の出勤日数です。
やばすぎて笑えます。

どうせ転勤族の妻だし、私がクビになって保育園も退園になって専業主婦に戻ったとしても家計には響かないじゃん?腹くくれよ!と自分に言い聞かせてみるものの、息子が保育園好きそうだから辞めたくない気持ちのほうが大きくて、やっぱり休まないといけない日は気持ちが萎えまくりです。

幸いにも会社は理解があり、怒られることもありませんでした。
なんと、会社の方針で家族含めコロナの抗原検査またはPCR検査を受けていれば、検査当日と解熱するまでの日は有給となるのです。
私本人と息子のとで2回受けたので、とてもとてもありがたい…。
こういう時は大企業しか勝たんってなりますね…ほんとに助かります。ただのパートにもこんなに手厚くしてもらえるなんて…


小児科は今、パンク状態です。

予約がとれないのは当たり前、コロナ以外のさまざまな検査をするにも検査キットが品薄のようでなっかなか検査してもらえませんでした。

元々は親切で丁寧ななかかりつけの小児科の先生も、あまりの忙しさにひとりあたりの診察時間は短くなりました。
基本は問診と対処療法です。解熱剤と咳止めや鼻水のお薬。
熱が下がらず咳も治らず、2度も3度も通って
「お願いします、検査してください」
と言っても、
「検査して陽性だったとしても、薬も治療も普通の風邪と同じですから」
「もし会社に書類出さないといけないならみなし陽性で書きますから」
と言われ帰されました。

そうじゃないんだ…
もしも重篤な病気が隠れていたらって思ってるのに…
会社のことなんかどうでもいいよ…


私は先生にあの検査してほしい薬はこうしてほしいと要望を言うタイプの人間ですが、品薄で検査できないし薬も入荷しなくてこれしか出せません、と。小児科行くたびにメンタルが削れていきました。

予想は的中し、なかなか回復せずきつくて夜に何度も泣いて起きる息子。私も夫も眠れない日々が続き、夫婦揃って感染。

心も体もきつくて泣きました。

4度目の診察でやっと血液検査してもらって抗生剤出してもらってからやっと治りました。

が、また翌週に発熱と咳。いよいよ水分も食事も取れなくなり、解熱剤を入れても熱は下がらず泣き叫んで夜があけました。

もう嫌でした。
きつくて泣き叫ぶ息子に、苦いお薬や痛い座薬を入れてまた泣かせるのが。
この夜も私は「もう嫌がることしたくない!」と叫びながら息子に座薬を入れました。

意を決してセカンドオピニオン。
もう泣き叫ぶ息子を見るのが精神的に限界だったので、夫に午前休を取ってもらって連れて行ってもらいました。
レントゲンを取り、点滴治療となりました。
知らない先生に連れていかれて暗い部屋でレントゲン。外れるといけないので看護師さんに押さえつけられて点滴。
怖くて泣き叫ぶ様子が廊下に響いていたようです。

「すーちゃんは、こんな気持ちだったんだね」
と夫がLINEをくれました。

この日は夫は結局、終日休にしてくれて、家族3人でゆっくり過ごしました。
それが良かったのか、息子も奇跡の回復。
飲まず食わずでしたが、突然元気にケンタッキーを食べ始め(なぜかこれしか食べなかった)、今はとなりでおかあさんといっしょを見ながら歌って踊っています。


息子がつらいことばかりさせた9月でした。
もうママのこと嫌いになっただろうなと思いました。
彼が泣き叫ぶたびに「ごめんね」と謝りながら咳き込む胸をさすりました。

でも、先ほどママ好きな人〜?って聞いてみたら、
「あ〜い」
とのこと。

大好きな息子、元気でいてね。

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