とんでもない寿司を食べた話

回らない寿司が食べたい
これは大人になったら叶えたい小さな夢だった

社会人4年目
社畜と言っていいだろう
休みは不定休、
朝から日付が変わる手前までせっせこ働き、
休みの日は出かけることは愚か動けずに寝潰す
仕事漬けとはこのことか
そんな日々を少なくとも2年は過ごしていた

こんなにたくさん頑張って働いている
ボーナスには手をつけず全額貯金もしている
少しぐらい贅沢をしてもいいではないか

思い立ったが吉日
そうと来れば子供の頃からの小さな夢を叶えよう
回らないお寿司を満腹食べるのだ

訪れたお店は
じねん 梅田お初天神店

梅田　お初天神店

美味しい日本酒に回らないお寿司
さらにはかま焼きや天ぷらなどの1品料理も楽しめる

ただ私は知っていた
このお店にはとんでもない寿司があることに
それがこちら

とろけるような鰻の上に乗っているのはバターだ
一旦カロリーのことは忘れよう、一旦ね
このメニューを考案した方に金一封渡したい

口の中に入れた瞬間、
鰻がとろけ、それを包み込むように鰻の熱と体温で溶けるバター
絶品だ

その後も大トロ、フォアグラ、真鯛と食べ進め
合間にかま焼きを挟んで日本酒をごくり
あぁ幸せ

こんな通と真逆のような順番で注文をしてごめんなさい
でも絶品だった、幸せは最高潮
また来ます