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都道府県別不登校率の分析:その2

不登校率のデータから分かることをもうちょっと見てみました。

その1はこちら

今回はシンプルにクラスター分析をしてみました。(k-means使用)

ざっくり言うとグループ分けです。

不登校率で見ると概ね4つの都道府県グループがあるようです。

クラスター分析

クラスター1(C1)

小学校、中学校いずれ不登校率が低い傾向の都道府県です。
青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県、埼玉県、千葉県、福井県、岡山県、香川県、愛媛県、宮崎県
(あくまでもプログラムが判断したクラスタです)

クラスター2(C2)

小学校、中学校いずれも不登校率の高い傾向の地域のようです。
長野県、茨城県、福岡県、熊本県、沖縄県、島根県
(※あくまでもプログラムが判断したクラスタです)

クラスター3(C3)

小学校の不登校率がやや低位で、中学校の不登校率が中位のクラスタ
群馬県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、三重県、滋賀県、京都府、和歌山県、山口県、徳島県、高知県、佐賀県、長崎県、大分県、鹿児島県
(都道府県名は多いので略)

クラスター4(C4)

小学校の不登校率が中位程度で、中学校の不登校率が高位なクラスタ
(都道府県名は多いので略)

どのグループが優劣かよりは、分けるとこうなるのね、くらいの認識でいいのかなと思います。

実際、都道府県のデータって荒すぎて、ほとんど意味がありません。
たとえば北海道では、小学校で冬にスケートする地域と、スキーをする地域では違いがあるかもしれませんので、北海道でもせめて石狩地方がどうとか、道北がとか分けるともっと良いデータが出るのですが。

さらに政令指定都市が入った教育関連のデータでは県内格差がかなりあります。いずれ書く予定ですが、スキを押していただれば嬉しくて、すぐ書くかと思います。
どうぞよろしくお願いします〜

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