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犬はペットなのか家族なのか

おはようございます。我が家には、
2年前に滋賀のブリーダーから譲って頂いた2歳の雄パグがいます。

パグは、普通に問題なく成長しているし、体重も平均的で、言う事も良く聞いてくれるし、ごくごく普通に飼育されていると私は感じています。

ただ、近頃 餌を自分から食べない。という事があって、
家族の誰かしらが、パグと向き合って餌を手に取って差し出すと食べる。と、
そんな風になりました。
それをきっかけに、癖づいてしまって、
家族の中に ご飯を食べさせてあげる担当が出来るようになってしまいました。
つまり、体調不良で食欲が無くなった訳では無く、
おそらく我儘になってしまったのだと私は気が付きました。

パグにとってもそれが当たり前となってしまい、
誰かが手に取って与えてくれないと、食べない。という構図が、
既に何か月か経過してしまいました。

私は、日ごろからその現象に少し違和感を感じており、
いつも誰かしらがあげているのを見ていました。

ある日その当番が私にも回ってきたので、私は
「食べる気が無いなら、あげなくて良いのではないか?」
と伝えました。

ペットショップのあんこちゃん

数日前、家族が駅前の西武デパートのペットショップで売られているパグを見つけて、こんなことを伝えてきました。

「もう、1年も前からずっと売れ残っているパグの女の子が、かわいそう。」

その日から何度かペットショップに足を運んでは、抱っこさせてもらったりしたそうですが、どこのペットショップでも、統計として犬は小さいほうが(子犬であればあるほど)より売れ易いという事が事実としてあるそうで、
あまりご飯を与えず、太らさないようにして、販売のチャンスを伺うという手法をとっていると。そんな風に言うのです。

だから、かわいそうだと。
そういった事を言いながら、ペットショップの犬に「あんこ」という名前まで勝手につけて、情を移してしまい、我が家に迎え入れたいと、
そんな風に言う訳です。

ペットは家族なのか。

ここまであえて冷静に書いてきましたが、我が家のパグには「よもぎ」という名前が付いています。
我が家では、私(父)、嫁(母)、長男、長女、次男と義父(じいじ)と義母(ばあば)の7名が同じ屋根の下で暮らしています。

よもぎはマスコット的なキャラクターで、その性格から家族全員に愛されています。
とりわけ、私が毎朝の散歩に連れていく事もあってか、わたしにはよくなついており、たまに早く帰宅すると、しっぽを振って喜び、家じゅうをパグ走りという走法で駆け回り、息を切らしては、「待ってました!さぁ遊ぼう!」と言わんばかりに出迎えてくれます。
私もそのよもぎの姿をみて、癒されては、一日の仕事の疲れを吹き飛ばしてくれるような、そんな風な満たされた気持ちでいっぱいになります。
そんなわけですから、家族の中でも私は特に よもぎを溺愛していて、それはもう、どうやら心の拠り所になっているくらい大好きなのだなと 自他ともに認められるくらいで、隙あらば私は「よもぎが好きだー!!」と世界中に叫びたいくらいです。(なので、この記事も書いているのですが)

それ程の私ですが、
よもぎは家族ではなくペットだと区別するようにしています。

ペットである動物たちに対して・・・

犬は家族でもあり、パートナーでもあり、愛玩動物でもあります。
あくまで我が家においての話ですが、よもぎは子供たちと違い、成人して独り立ちして一人で食べていく事が出来ないという観点から信頼はしていませんし、
狩猟犬のように生き延びる上での、仕事上のパートナーという意味でも信頼できません。
そう考えてもやはり、よもぎは愛玩動物です。

だからこそ、躾もしないとダメだし、特にイヌの場合は、はっきりした主従関係を好む習性がある訳ですから、時には厳しい態度で臨んだりもします。そして、自分よりもすごい人がご主人だから大丈夫だ。と、
彼を安心させてあげることも、よもぎがより充実した生活が出来る為には必要不可欠だと考えています。
そんな関係性だからこそ、よもぎの為に仕事を頑張れたりもします。
結局、ウィンウィンな関係になっていると実感します。

日本の環境省は2021年6月、ペットショップや繁殖業者に対して犬・猫についてケージの広さや従業員1人当たりの管理頭数、雌の交配上限年齢に数値基準を設けた飼養管理基準省令を施行しました。
環境省は、動物の命に配慮し、ペットを迎える際には譲渡という選択肢を考えて欲しいと広報しています。
また、海外の話ですが、フランスでは2021年11月18日に制定した動物愛護法で、ペットショップでの犬・猫の販売が2024年1月以降は禁止されることが決まりました。
日本でもあらたに最近、ペットショップがペットを販売せず、ペット関連商品の販売だけで利益を上げ、保護ペット譲渡に舵を切る動きが出てきています。

このような類の話は、犬を購入する前にも良く耳にしていましたが、
やはり犬と一緒に暮らすようになってからは、聞こえ方が違うようになってきたと感じました。

結局あんこちゃんはどうするのか

これに関しては、色々考えていますが、まだ結論は出ていません。

今日は以上です。






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